サイディング外壁の塗装って必要?岡山の施工ポイント
2025.04.22 (Tue) 更新
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こんにちは、アドバイザーの税所です。
この記事は私が監修いたしました。
サイディング外壁の塗装についてまとめました!
こんにちは。今回は「外壁塗装 サイディング外壁の塗装って必要?岡山の施工ポイント」というテーマで、皆さまのよくある疑問にお答えしていきます。
「サイディングって塗装がいるの?」「何年でメンテナンスが必要?」「岡山の気候だとどうなの?」といった疑問や不安に共感し、この記事でしっかり解説します。
この記事を読めば、サイディング外壁の塗装が必要な理由から、岡山ならではの注意点まで、すべてが分かります。
戸建て住宅の外壁塗装を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
1. サイディング外壁とは?
サイディング外壁とは、建物の外壁に使用される「外壁材」の一種で、工場で製造されたパネル状の建材を現場で貼り付けて施工する方法です。現在、日本の戸建住宅の約7割以上で採用されており、デザイン性・施工性・コストパフォーマンスのバランスに優れている点が大きな魅力です。
サイディングは基本的に「乾式工法」で取り付けられ、モルタルなどの「湿式工法」と比べて工期が短く、品質が安定しやすいというメリットがあります。また、カラーバリエーションや模様のバリエーションも豊富で、洋風・和風・モダンなど、さまざまな住宅スタイルにマッチするのも特徴です。
1-1. サイディングの種類と特徴
サイディングには主に以下の4種類があり、それぞれに特性やメンテナンスのポイントがあります。
■ 窯業系サイディング
日本の住宅で最も多く使用されているサイディング。セメントと繊維質を主原料にし、型に入れて成形・塗装されたパネルです。
特徴:
コストが比較的安く、デザインも豊富
耐火性に優れている
反面、吸水性があるため塗膜の劣化には注意が必要
■ 金属系サイディング
ガルバリウム鋼板などの金属板に断熱材を裏打ちしたサイディング。
特徴:
軽量で建物への負担が少ない
断熱性・防水性に優れている
サビに強いが、沿岸地域では注意が必要
■ 木質系サイディング
天然木を使用した外壁材で、ナチュラルで温かみのある外観が魅力。
特徴:
自然素材特有の風合いが出せる
定期的な塗装や防腐処理が不可欠
他の素材に比べて高価で手間がかかる
■ 樹脂系サイディング
塩化ビニル樹脂などを用いた外壁材で、アメリカなどでは普及していますが、日本ではまだ少数派。
特徴:
軽量で割れにくく、耐久性が高い
色あせに強く、塗り替え頻度が少ない
熱に弱く、変形することがある
1-2. メンテナンスの必要性
サイディング外壁は見た目も美しく、性能も高い建材ですが、どの種類であっても「定期的なメンテナンス」が必要です。
とくに「塗膜の劣化」と「目地シーリングの劣化」は、建物の劣化を早める大きな原因となるため注意が必要です。
■ 塗膜の劣化
外壁表面の塗装は紫外線や雨風の影響で徐々に劣化し、防水性・防汚性が低下していきます。チョーキング(白い粉が手につく現象)や色あせ、剥がれが見られたら、再塗装のタイミングです。
■ 目地(コーキング)の劣化
サイディングボード同士の隙間を埋めている「コーキング(シーリング)」は、経年で硬化・ひび割れ・剥離を起こします。これが進むと、そこから雨水が侵入し、内部の木部や断熱材にダメージを与えることもあります。
■ 点検とタイミング
外壁塗装のメンテナンスは10年前後が目安ですが、使用しているサイディングの種類や立地環境によって前後します。外壁の状態を定期的にプロに点検してもらうことで、劣化の初期段階で対応ができ、修繕費用も抑えられます。
2. サイディング外壁の塗装は必要か?
結論から言えば、サイディング外壁にも定期的な塗装は必要不可欠です。サイディング自体は耐久性のある外壁材ですが、それを長く美しく保つためには「塗膜」による保護が大きな役割を果たしています。特に窯業系サイディングは塗膜が劣化すると吸水しやすく、ひび割れや反りの原因となります。
建物の美観を保ち、雨風や紫外線から住宅を守るためには、10年〜15年を目安に外壁塗装を行うことが推奨されています。
2-1. 塗装が必要な理由
■ 理由①:塗膜が外壁を保護している
外壁の表面に塗られた塗料は、単なる色付けではなく「保護膜」の役割を果たしています。紫外線・雨・風・排気ガス・汚れなどの外的要因からサイディングを守っているのがこの塗膜です。塗膜が劣化すると、サイディング材そのものが直接ダメージを受けることになり、劣化が一気に進んでしまいます。
■ 理由②:防水性を保つため
サイディング外壁には、本来の素材自体に高い防水性はありません。そのため、塗装による「防水バリア」がとても重要です。塗膜があることで雨水の浸入を防ぎ、サイディング材や建物内部の腐食を防ぎます。塗膜の防水性が失われると、特に窯業系サイディングでは水を吸って膨張・ひび割れ・凍害などのトラブルにつながります。
■ 理由③:見た目の美しさを維持するため
外壁は住宅の“顔”とも言える部分。塗装によって色ツヤが蘇ることで、建物全体の印象が明るく・新しくなります。長年塗装をしていない外壁は、色あせや汚れ、カビ・苔の発生などで見た目に古さや劣化を感じさせてしまいます。特に戸建て住宅の場合、見た目の美しさは資産価値やご近所との印象にも関わる重要なポイントです。
■ 理由④:断熱・遮熱性を高める機能性塗料も選べる
最近では、ただ色を塗るだけでなく、遮熱塗料や断熱塗料といった「機能性塗料」も登場しています。これらの塗料は、夏場の太陽熱を反射して外壁材を紫外線劣化から守ってくれたり、冬の室内熱を外に逃がしにくくしたりする効果があり、省エネや快適性の向上にもつながります。外壁塗装のタイミングでこうした塗料を選ぶことで、住まいの性能アップも期待できます。
2-2. 放置した場合のリスク
塗装のメンテナンスを怠ると、見た目が悪くなるだけではありません。放置することでさまざまなトラブルが発生し、最終的には高額な修繕費や住宅全体の劣化につながる恐れがあります。
■ リスク①:外壁材の劣化・損傷
塗膜が劣化した状態で長期間放置すると、サイディング自体が直接ダメージを受けます。特に窯業系サイディングでは、水を吸って反りや割れが起きたり、凍結によって崩れたりすることもあります。一度劣化したサイディングは部分補修では済まなくなり、「張り替え」など大掛かりな工事が必要になるケースもあります。
■ リスク②:雨漏りの発生
外壁の防水性が低下すると、目地の隙間やサイディングの継ぎ目から雨水が浸入し、やがて建物内部へと浸透します。柱や断熱材が濡れると、構造的なダメージが進行し、雨漏りの原因となります。雨漏りは天井や壁紙の汚れだけでなく、シロアリの発生や建物全体の耐久性低下にもつながります。
■ リスク③:シロアリやカビ被害
水分が建物内部に浸入すると、湿気を好むカビやシロアリの温床になります。シロアリは木材を食べて家の骨組みを破壊し、カビは健康被害の原因にもなります。これらの被害は目に見えない部分で進行するため、気づいた時には修繕費が数百万円単位になることもあります。
■ リスク④:資産価値の低下
建物の外観が劣化し、雨漏りや構造のダメージがある状態では、将来的に売却や相続を検討した際にも「資産価値が下がる」原因になります。定期的な外壁塗装は、建物の価値を維持・向上させるうえで非常に重要な投資といえるでしょう。
3. 岡山でのサイディング塗装の施工ポイント
サイディング外壁の塗装は、全国どこでも同じように見えるかもしれませんが、実は地域の気候条件や風土に合わせた施工が非常に重要です。岡山県は「晴れの国」と言われるほど日照時間が長く、降水量が比較的少ない地域ではありますが、それでも特有の注意点があります。
この章では、岡山ならではの気候とサイディング塗装の相性、そして信頼できる塗装業者の選び方について解説します。
3-1. 岡山の気候と外壁の相性
岡山県は全国的に見ても温暖で乾燥した気候が特徴です。しかし、「晴れが多い」=「外壁にとって安心」とは限らないのがポイントです。
■ 紫外線による塗膜の劣化が早い
岡山は年間を通じて日照時間が長く、紫外線の影響を受けやすい地域です。特に南向きや西向きの外壁は紫外線を長時間浴びるため、塗膜の劣化スピードが早く、色あせ・チョーキング・ひび割れなどが起こりやすくなります。
そのため、岡山でのサイディング塗装には高耐候性・UVカット性能を持った塗料選びが非常に重要です。具体的には、フッ素塗料や無機塗料など、耐久年数が長く紫外線に強い塗料がおすすめです。
■ 気温差による建材の収縮
岡山は日中と夜間の気温差が大きい日が多く、特に冬場は建材の収縮によるコーキングのひび割れが発生しやすい傾向にあります。このような気候条件に対応するには、柔軟性と耐候性を兼ね備えたシーリング材を使用することが大切です。
■ 梅雨・台風時期の一時的な湿度と雨風
岡山は年間を通じて雨が少ないとはいえ、梅雨や台風シーズンには集中豪雨や横殴りの風雨に見舞われることがあります。このような時期に塗装を行うと乾燥不足や施工不良につながるリスクがあるため、施工時期の選定も大切なポイントです。
3-2. 岡山の塗装業者の選び方
サイディング外壁の塗装を成功させるには、業者選びが最も重要なポイントの一つです。特に岡山で塗装を行う際には、地域密着で岡山の気候に詳しい業者を選ぶことが、施工後の仕上がりと耐久性を大きく左右します。
以下のポイントを押さえて、信頼できる業者を見極めましょう。
■ 地域密着型の業者を選ぶ
岡山の気候や立地、住宅事情に精通した地域密着型の塗装業者は、トラブル発生時の迅速な対応が可能で、アフターフォローも手厚いことが多いです。大手業者よりもきめ細やかな対応と価格の透明性が期待できます。
■ 施工実績を確認する
「施工事例」はその業者の技術力と信頼性をはかる大きな手がかりです。特に、岡山市内や周辺エリアでの施工実績が豊富かどうかをチェックしましょう。使用塗料や仕上がりの写真、施工期間などを見せてもらうと安心です。
■ 見積もり内容が詳細でわかりやすい
信頼できる業者は、見積書の内容が明確で詳細です。塗料の種類・施工範囲・下地処理の有無・シーリングの打ち替え範囲などが具体的に記載されているか確認しましょう。逆に、「一式」など曖昧な表現が多い業者は注意が必要です。
■ 保証やアフターサービスが明記されている
塗装工事は完了後が本当のスタートです。だからこそ、施工保証があるか、保証期間は何年か、どの範囲まで保証されるのかなどを事前に確認しましょう。中には、自社保証だけでなく、塗料メーカーとのダブル保証が付くケースもあります。
■ 質問に対して丁寧に対応してくれるか
「この塗料はなぜおすすめなのか?」「他の選択肢との違いは?」といった質問に対して、専門用語を使わず丁寧に説明してくれる業者は信頼できます。不明点をあいまいにせず、顧客の目線で対応できる業者こそ、長く付き合えるパートナーです。
4. まとめ
サイディング外壁は、美観性・機能性に優れた外壁材ですが、「塗装による保護」があってこそ、その性能を長期間保てる建材です。外壁塗装は、単なる見た目の回復ではなく、建物を「守る」ための重要なメンテナンスなのです。
塗装が劣化すると、防水性が失われ、外壁材の劣化、雨漏り、シロアリ被害など、住まいに深刻なトラブルを引き起こしかねません。また、これらを放置してしまうと修繕費が高額になったり、最悪の場合、外壁の全面張り替えが必要になるケースもあります。
一方で、定期的に適切な塗装を施すことで、外観の美しさを保ちつつ、断熱性・遮熱性などの機能向上も期待できます。さらに、建物の資産価値を守るという意味でも、外壁塗装は欠かせない存在です。
「まだ大丈夫かな?」と迷っているうちに見えないところで劣化が進んでしまうのが、外装の怖いところ。築10年を過ぎたら、一度専門業者による点検を受け、塗装のタイミングを見極めることが重要です。
適切な時期にメンテナンスを行い、大切なお住まいを末永く守り続けましょう。
岡山での外壁塗装・サイディングのご相談は、お客様の住まいを熟知し、地域密着で施工実績のある業者にお任せください。
あなたの大切なお住まいを、これからも長く、美しく、そして安全に守るために──
塗人では、岡山でお客様にピッタリの塗装プランを提案しています。
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