梅雨時期の塗装のメリットデメリット~岡山で失敗しない塗装のタイミングとは~
2025.06.17 (Tue) 更新
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この記事は私が監修いたしました。
梅雨時期は塗装できるのでしょうか?
外壁塗装は梅雨でもできる?メリット・デメリットを徹底解説|岡山で失敗しない塗装のタイミングとは
外壁塗装と聞くと、「晴れの日にしかできない工事」と思われがちです。特に梅雨の時期は雨や湿気が多く、「この時期に工事なんて無理では?」と感じる方も少なくありません。
しかし実は――梅雨でも条件さえ整えば外壁塗装は可能です。最近では湿度に強い塗料や施工技術の進歩により、雨の多い季節でも十分に対応できるケースが増えてきました。
さらに、梅雨時期ならではのメリットもあるのをご存知でしょうか?この記事では、梅雨に外壁塗装を行う際のメリット・デメリットから、雨の日でも進められる工程、そして岡山のような地域特性を踏まえた成功のポイントまで、わかりやすく解説していきます。
梅雨の時期に塗装を検討している方、逆に「時期が悪いからやめておこうかな…」と迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
実は梅雨でも外壁塗装は可能です
外壁塗装というと、「天気の良い春や秋に行うもの」「梅雨の時期は避けるべき」といったイメージを持つ方も多いかもしれません。一般的には塗装に適した季節というものがあります。しかし、近年の塗装技術や塗料の進化により、実は梅雨時期でも外壁塗装は十分に可能となっています。
従来、塗料は高湿度環境に弱く、雨や湿気が多いと乾燥が不十分になり、仕上がりにムラや剥がれが生じるリスクがありました。しかし最近では、湿気に強く、速乾性にも優れた塗料が登場しており、一定の条件下であれば梅雨の合間を見ながら安全に塗装作業を進めることができます。また、塗装職人の経験と判断力によって、雨や湿度の影響を避けながら高品質な施工が実現できるようになっています。
特に、岡山のような比較的温暖で年間降水量も全国的に見ると少なめな地域では、梅雨といっても毎日雨が続くというわけではなく、「晴れ間」がしっかり確保できる日も多いのが特徴です。そのため、現地の天気や湿度の傾向を把握している地元業者であれば、的確にスケジュールを調整し、無理のない工事計画を立てることが可能です。
また、梅雨時期は外壁塗装の“閑散期”でもあるため、予約が取りやすく、希望通りのスケジュールで工事を進められることが多いのもメリットです。「外壁の劣化が気になっているけど、秋まで待てない…」という方にとっては、梅雨時期を有効活用するのも賢い選択肢のひとつでしょう。
とはいえ、どんなに技術が進歩しても、その日の気温・湿度・降雨状況などをしっかり見極めることは不可欠です。雨の日に無理に塗装を行えば、塗膜の剥がれやふくれの原因になりかねません。そのため、信頼できる業者に相談し、天候と状況に合わせて柔軟に対応できる計画を立てることが、梅雨時期の塗装成功のカギとなります。
梅雨時期に外壁塗装を行う《メリット》
「梅雨に塗装なんて無理じゃないの?」と感じる方は少なくありません。しかし、実は梅雨時期だからこそ得られるメリットも多く存在します。以下では、実際に梅雨時期に外壁塗装を行うことで得られる3つの代表的な利点を詳しくご紹介します。
1. 希望のスケジュールで予約が取りやすい
梅雨は外壁塗装業界にとって「閑散期」とされる時期です。春や秋のような人気シーズンと比べると、新規の依頼件数が落ち着くため、施工業者のスケジュールに余裕があります。その結果、施主の希望に合わせた柔軟な日程調整が可能になりやすいのです。
例えば、「〇月〇日から工事を始めたい」「土日は避けたい」などの細かな要望も通りやすく、施主のライフスタイルに合わせた計画を立てられます。特に共働き世帯や小さなお子様がいる家庭にとって、ストレスの少ないタイミングで工事ができるのは大きなメリットといえるでしょう。
2. 割引や特典があることも
施工依頼が少なくなる梅雨の時期には、業者が閑散期限定のキャンペーンを実施していることも多いです。たとえば、「この時期限定で〇〇%オフ」「防カビ塗料への無料アップグレード」など、普段よりもお得に外壁塗装を依頼できるケースがあります。
さらに、足場費用の割引や追加サービスの提供など、通常よりもコストパフォーマンスに優れた施工を受けられる可能性が高まります。予算の都合で工事を先延ばしにしていた方にとっては、費用を抑えながら理想の外装リフォームを実現するチャンスになるでしょう。
3. 劣化箇所の早期対応ができる
梅雨時期は、雨が長く続くことで外壁や屋根の不具合が一気に表面化するタイミングでもあります。外壁に小さなクラック(ひび割れ)があると、雨水が内部へと侵入し、カビの発生や断熱材の劣化、構造材の腐食といった深刻なダメージにつながるリスクがあります。
梅雨時期に塗装を行うことで、そうした劣化の初期段階での発見・補修が可能になります。放置して夏の高温多湿を迎える前に対応することで、雨漏り被害の拡大を防ぎ、住まいの寿命を延ばすことができます。
「ちょっと気になるな…」と思っていた小さなひびや色褪せを、プロの点検によってしっかり確認し、必要なタイミングで最適なメンテナンスができるという意味でも、梅雨の時期は決して“悪い時期”ではありません。
梅雨時期に外壁塗装を行う《デメリット》
梅雨の時期でも外壁塗装は可能ですが、天候が不安定な季節だからこそ気をつけるべき注意点や、避けられないデメリットも存在します。ここでは、実際に梅雨時期に外壁塗装を行う際に考慮すべき代表的なデメリットを3つご紹介します。
1. 天候による工期の遅れ
梅雨時期の一番のネックは、やはり「雨による工事の中断」です。外壁塗装は、塗料の塗布から乾燥まで、天候に大きく左右される工程が多く含まれています。そのため、連日の雨や急な天候の変化があると、塗装作業を中断せざるを得なくなり、結果として予定よりも工期が延びる可能性が高くなります。
特に梅雨前線が停滞して雨が長引くと、「高圧洗浄後に外壁が乾かない」「下塗りをした後にすぐ雨が降ってしまった」といった状況が発生しやすく、塗装作業のスケジュール管理が非常にシビアになります。
したがって、「引越しの予定がある」「来客があるのでその日までに終わらせたい」など、厳密な日程が決まっている場合には、多少の余裕を持ったスケジューリングが不可欠です。
2. 施工品質に影響が出るリスク
外壁塗装の品質は、塗料の乾燥状態や塗布時の環境条件に大きく左右されます。梅雨時期のように湿度が高く、気温や天気が変わりやすい環境下では、以下のような施工リスクが高まります。
塗膜の乾燥不良:湿気が多いと塗料が完全に乾燥しづらく、強度不足やツヤ引けが起きやすくなります。
塗りムラやタレ:気温や湿度により乾燥スピードが安定しないため、仕上がりにムラが生じやすくなります。
剥離・膨れ:塗装直後に雨に打たれると、塗膜内部に水分が残留し、後に剥がれたり膨れたりする原因になります。
こうしたリスクを防ぐためには、天候と塗料の性質を正確に把握した職人による高度な現場判断が欠かせません。経験の浅い業者や適切な管理ができない業者に依頼すると、仕上がりに大きな差が出てしまう場合もあるため、業者選びの重要性がより高まる時期といえます。
3. DIYには不向き
「自分で外壁を塗ってみよう」と考える方も近年では増えていますが、梅雨時期のDIY塗装は基本的におすすめできません。
理由は、天気や湿度の細かな管理が難しく、素人では「塗ってはいけない条件」を正確に判断できないためです。例えば、曇っていても実際は湿度が高く、表面が乾燥していない場合もあります。また、天気予報が外れて突然雨が降った場合には、せっかく塗った塗料が台無しになることも。
さらに、梅雨時期は乾燥時間にも余裕を見なければならないため、時間と手間が通常以上にかかります。結果として手間だけかかって仕上がりが悪くなるという残念な結果にもなりかねません。
このように、梅雨時期の外壁塗装は、確かな経験と知識を持ったプロに任せるのが最善です。DIYは、より安定した天候の季節に行う方が、成功の可能性も高くなります。
雨の日でもできる工程とは?
梅雨時期の外壁塗装では、「雨が降っているとすべての作業がストップする」と思われがちですが、実は雨の日でも支障なく進められる工程がいくつか存在します。こうした作業を雨天時に進めておくことで、晴れた日には塗装に集中でき、工期の効率化にもつながります。
足場の組み立て
外壁塗装において最初に行うのが足場の設置作業です。この作業は屋根や壁面の塗装と異なり、塗料の乾燥や湿度の影響を受けないため、雨天でも実施可能です。足場が早めに完成していれば、後の作業をスムーズにスタートできるため、塗装の最短着手にもつながります。※大雨などの状況や、屋根材によっては雨天での足場作業は実施できない場合もあります。
高圧洗浄
塗装前に必須となる外壁や屋根の高圧洗浄作業も、雨天時に実施可能です。もともと水を使用して行う工程であるため、天気による制限はほとんどなく、雨の日に計画的に実施することで、スケジュールの無駄を省くことができます。
ただし、豪雨や強風の日には洗浄中に水が思わぬ方向に飛び散る恐れもあるため、天候の程度をしっかり確認したうえでの実施が推奨されます。
養生作業
塗装前に、窓や給湯器、エアコンの室外機などをビニールで保護する「養生」作業も、雨の日に進めることができます。これは塗料の飛散防止や、美しい仕上がりを保つために欠かせない工程です。
雨天時でもしっかりとしたテープ止めや防水資材を使うことで、風や湿気の影響を抑えて確実な作業が可能です。また、養生が事前に終わっていれば、晴れ間が出たタイミングですぐに塗装に取りかかれるため、段取りの良さが工期短縮に直結します。
梅雨に外壁塗装をする際の注意点【事前確認リスト】
梅雨の外壁塗装では、「施工できる日を見極める目」が極めて重要です。特に気象条件や壁の状態の見極め、信頼できる業者選びなど、事前の準備が成否を分けるポイントとなります。以下に、梅雨時期の塗装を成功させるためのチェックリストをご紹介します。
□ 湿度80%未満・気温5℃以上の気候条件を確認
塗装作業に最適な条件は、「湿度80%未満・気温5℃以上」が基本です。梅雨時はこれらの条件を満たす日が限られるため、事前に数日分の天気予報を確認し、塗装作業の日を慎重に見極める必要があります。
また、塗料によっては使用可能な温湿度の範囲が異なるため、使用する塗料の仕様書に記載された条件を業者がしっかり把握しているかも確認しましょう。
□ 前後24時間の天気予報をチェック
塗装の工程では「塗る前」と「塗った後」の両方で一定時間の乾燥時間が必要です。よって、当日の天気だけでなく、作業の前後24時間の降水予報にも注意を払うことが重要です。
晴れの予報でも、局地的なにわか雨が発生するケースもあるため、できればリアルタイムで天気を監視できるような体制を持つ業者を選ぶのが理想です。
□ 壁面が乾いているかしっかり確認
塗装前に「壁が乾燥しているか」は非常に重要なチェックポイントです。見た目では乾いていても、内部に湿気が残っていることもあるため注意が必要です。湿った状態で塗料を塗ると、将来的に剥がれや膨れの原因となります。
信頼できる業者であれば、含水率測定器などを用いて客観的に確認し、必要であれば再乾燥の時間を確保するなどの対応をしてくれます。
□ 保証付きの施工業者に依頼する
梅雨時期の塗装は通常よりも施工リスクが高くなるため、アフター保証がしっかりと付帯された業者を選ぶことが大切です。施工後に不具合が出た場合にも、きちんと補修対応してくれる体制が整っているかを契約前に確認しておきましょう。
特に注意したいのは、「雨の中でも無理に作業を進めようとする業者」です。工期を優先して品質を犠牲にする業者ではなく、状況を的確に判断し、延期を含めた柔軟な対応をしてくれる業者こそ、信頼に値するパートナーです。
【岡山エリア限定】梅雨時の外壁塗装成功のポイント
岡山は全国的に見ても比較的温暖かつ降雨量が少ない地域とされており、梅雨時でも塗装スケジュールを柔軟に組みやすいというメリットがあります。特に梅雨の中休みや降雨の少ないタイミングを見計らって作業を計画できれば、通常の季節と同様にスムーズな施工が可能です。
また、岡山で長年活動している地元密着の塗装業者であれば、地域の気候や風の流れ、日照条件などを把握しており、その地域特有の「施工に向く日」「避けた方がよい日」などを的確に判断する力があります。このような業者に依頼することで、天候によるトラブルのリスクも最小限に抑えられ、高品質で安心できる塗装工事が期待できます。
実際には、天候は日によって大きく変わるため、「この日なら絶対に大丈夫」という断定はできませんが、現場調査を経て最適な施工タイミングを見極めるのもプロの技術の一部です。
「梅雨に外壁塗装なんて無理では…?」と感じるかもしれませんが、まずは一度、岡山の気候に詳しい専門業者に相談してみることをおすすめします。相談や現地調査は無料で対応してくれるケースがほとんどですので、施工時期の判断材料として、ぜひ積極的に活用してみてください。
まとめ|梅雨でも外壁塗装は可能!正しい知識と業者選びで安心施工を
梅雨の時期でも、正しい知識と信頼できる業者を選べば、外壁塗装は十分に可能です。予期しない長雨の影響で工事が中断し、完成までの時間が伸びるリスクも十分あることは頭に入れておきましょう。メリットとデメリットを理解し、適切なタイミングを見極めて、後悔のない塗装工事を行いましょう。
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