築10年、外壁がくすんで見える…“美観を保つ塗装”ってどんなもの?
2025.06.19 (Thu) 更新
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外壁塗装や屋根塗装以外にも屋根塗装・屋根カバー工法・屋根葺き替え・防水工事・雨漏り修理 などをご提供しています。
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こんにちは、アドバイザーの税所です。
この記事は私が監修いたしました。
築10年は外壁の節目なのか?をまとめました!
こんにちは!築10年を過ぎた頃、ふと外壁を見ると「なんだか色あせて見える」「新築の時と比べてくすんでいる」と感じたことはありませんか?
それは、紫外線や雨風の影響で塗膜が劣化し、美観が損なわれている証拠かもしれません。
この記事では、築10年前後の外壁に起こりやすい劣化症状と、“美観を保つ塗装”の具体的な方法について詳しくご紹介します。
記事を読み終える頃には、「そろそろ外壁塗装を考えるべきかどうか」「どんな塗料を選べばいいのか」がお分かりになるでしょう。
外壁塗装・屋根塗装・外装リフォームを検討中の方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
1. 築10年で外壁がくすむ理由
新築当初は輝いていた外壁も、築10年を過ぎたあたりから「なんとなく色があせてきた」「以前よりも汚れて見える」といった印象を抱く方が増えてきます。これは、外壁の“経年劣化”が本格的に現れ始めるタイミングであり、見た目の美観だけでなく、防水性や耐久性にも関わる重要なサインです。以下では、その「くすみ」の主な原因について詳しく見ていきましょう。
1-1. 紫外線と雨風による塗膜の劣化
外壁の塗膜は、家を雨風や紫外線から守る重要な役割を担っていますが、日々の気象条件にさらされることで少しずつ劣化していきます。特に紫外線の影響は大きく、樹脂成分が分解されて「チョーキング」と呼ばれる粉状の劣化が発生し、塗膜のツヤが失われ、表面が白っぽく見えるようになります。
岡山のように日照時間が長く、比較的降雨量も少ない地域では、塗膜の乾燥と劣化が進行しやすくなります。外壁全体に白っぽい変色が見られ、触ると手に白い粉が付着する(チョーキング)現象が確認できる場合には、防水性も大きく低下しているので、早急な塗り替えが必要といえます。
紫外線による劣化は目に見えにくいですが、塗膜の中の機能性が先に損なわれるため、見た目の変化が現れたときには、すでに塗料の寿命を迎えている可能性があります。
1-2. 岡山の気候が与える影響
岡山は瀬戸内気候に属し、晴れの日が多く年間を通して比較的温暖ですが、その分、外壁に対する紫外線の影響は強くなります。加えて、夏は高温多湿、冬は乾燥した冷たい風が吹くなど、季節ごとの気温差や湿度変化が外壁に与えるダメージも少なくありません。
特に西日が強く当たる方角の外壁では、他の面よりも色あせが早く、ひび割れや塗膜の浮きなどが起こりやすくなります。また、岡山市内の一部地域では周囲に田畑や用水路が多く、外壁に藻やコケが繁殖しやすい環境も見られます。これらは単なる見た目の問題にとどまらず、外壁材の劣化を早める要因となるため注意が必要です。
このように、築10年を経過した家の外壁は、地域の気候や方角、立地条件によってさまざまな劣化が複合的に進行しています。美観の低下を感じ始めたときは、塗り替えのタイミングと捉えて、早めに専門業者に診断を依頼することが、建物全体の寿命を延ばす第一歩となります。
2. 美観を保つ外壁塗装とは
築年数が経過しても「家の外観を綺麗に保ちたい」という声は多く、外壁のくすみや色あせを防ぐためには、早めの塗り替えと適切な塗料選びが重要です。塗装はただ色を塗る作業ではなく、住まいの美観と機能を長く守るための“保護膜”をつくることでもあります。ここでは、美しい外観をできるだけ長く保つためのポイントを詳しく解説します。
2-1. 高耐候性塗料の特徴
外壁塗装で使用する塗料にはさまざまな種類がありますが、特に「高耐候性塗料」を選ぶことで、色あせや劣化の進行を大幅に遅らせることができます。代表的なものとしては、シリコン塗料やフッ素塗料があります。
シリコン塗料は、耐久性とコストのバランスがよく、一般的に10〜13年程度の耐用年数を持っています。一方、フッ素塗料はさらに耐久性が高く、15〜20年近く美観を維持できるケースもあり、長期的に見ると塗り替えの回数を減らすことができ、トータルコストを抑えることができます。
岡山のように、日射量が多く外壁が常に紫外線にさらされやすい地域では、この高耐候性塗料の恩恵は非常に大きいです。特に、南面や西面など日当たりの強い外壁には、紫外線に強い塗料を選ぶことが、美しさを長く保つためのカギとなります。
また、最近では「ラジカル制御型塗料」という、紫外線による劣化因子の発生を抑える機能を持った新しいタイプの塗料も登場しており、コストを抑えつつ高い耐久性を実現できる選択肢として注目されています。
2-2. 防カビ・防藻性塗料の必要性
外壁がくすんで見える原因のひとつが、カビや藻、コケの発生です。特に、日当たりの悪い北面や、風通しの悪い場所では湿気が溜まりやすく、カビや藻が繁殖しやすい環境になります。これらが繁殖すると外壁に緑や黒の汚れが目立ち、築年数以上に古びた印象を与えてしまいます。
こうした問題を防ぐには、「防カビ・防藻機能」を持つ塗料を選ぶことが効果的です。防カビ・防藻塗料には、微生物の繁殖を抑える成分が含まれており、塗装面にカビや藻が根を張りにくくなります。
また、近年では光触媒や無機系塗料といった、自浄作用を持つハイグレードな塗料もあり、雨水で自然に汚れを洗い流してくれる仕組みもあります。こうした高機能塗料を取り入れることで、日常的な掃除の手間を軽減しつつ、美観を保つことが可能です。
3. 実体験から学ぶ!美観を保った塗装例
美観を保つための塗装は、単に見た目がきれいになるだけではありません。住まい全体の印象を引き上げ、ご近所からの印象や資産価値にも良い影響を与えます。ここでは、実際に施工した事例を通して、「適切な塗装がいかに住まいの美しさを取り戻すか」をご紹介いたします。
3-1. 屋根塗装とセットで美観がアップ
外壁と同時に屋根も塗装することで、家全体の美観が格段に向上します。弊社で外壁塗装工事を実施する際に、多くの方が屋根塗装も併せて工事依頼をしていただいております。
本日は岡山市北区にて弊社で実際に外壁塗装・屋根塗装工事を実施したH様邸のご紹介をさせていただきます。
岡山市北区H様邸では、耐久性を重視した塗料選びを行っております。
外壁には無機フッ素塗料、屋根にはフッ素塗料を使用することで、約15~20年以上の耐久年数を想定しています。
このように、次の塗替えサイクルはいつなのか?どれくらいの耐久年数で外壁塗装・屋根塗装を実施したいのかを考え、お客様のご希望に沿ったご提案を実施しております。
外壁だけでなく、屋根も同時に塗装することで、全体の統一感が生まれ美しさが際立ちます。
4. まとめ
築10年という節目は、マイホームの外観や機能性を見直す大切なタイミングです。日々の紫外線や雨風、岡山特有の気候条件によって塗膜が徐々に劣化し、色あせやくすみといった目に見える変化が現れてきます。これらは放置してしまうと、外観の印象が古びるだけでなく、防水性や耐久性の低下にもつながり、やがては建物自体の寿命を縮める原因にもなりかねません。
しかし、外壁や屋根の劣化は「適切な時期の診断と塗装」で十分にリカバリーできます。特に高耐候性や防カビ・防藻性を持った塗料を選ぶことで、美しさを長く維持でき、再塗装までのスパンも伸ばすことが可能になります。
築10年以上経過したお住まいがまるで新築のように生まれ変わり、お施主様から大変ご満足いただけたケースが多くあります。外壁だけでなく屋根も同時に塗装することで、建物全体の色調が整い、住まいの印象がぐっと引き締まりました。ご近所からの評判や資産価値にも良い影響を与えることが期待できます。
このように、築10年を超えた住宅でも、適切な診断と塗料選びによって、新築時のような美しさを取り戻すことができます。特に屋根と外壁を同時にリフレッシュすることで、外観全体の統一感が増し、住まいの印象がより一層引き立ちます。
外壁や屋根の「ちょっとした色あせ」や「表面の粉っぽさ」は、劣化の初期サインです。美観を保ちたい方は、そのサインを見逃さず、早めのご相談・対応をおすすめいたします。
塗人では、岡山でお客様にピッタリの塗装プランを提案しています。
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