このままで大丈夫?大切なマイホームを“紫外線”から守る方法
2025.06.16 (Mon) 更新
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こんにちは、アドバイザーの税所です。
この記事は私が監修いたしました。
紫外線についてまとめました!
こんにちは。最近、「外壁塗装 このままで大丈夫?」といった不安を感じる方が増えてきたようです。特に、強烈な紫外線の影響でマイホームの外壁や屋根にダメージが蓄積していることに気づいていない方も少なくありません。
この記事では、「紫外線が外壁や屋根に与える影響」「紫外線対策としての塗装の必要性」「具体的な施工方法」「岡山でおすすめの対策」について詳しく解説していきます。
この記事を読むことで、大切なマイホームを長持ちさせるために“今すぐできること”が明確になります。
戸建て住宅の外壁塗装や屋根塗装を検討中の方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
1. 外壁塗装が必要な理由は“紫外線”にあった
外壁塗装というと、「色あせてきたから」「見た目が古くなったから」といった美観の理由で考えられがちですが、実はもっと重要な目的があります。それが、“紫外線から家を守る”ことです。
外壁や屋根は、365日24時間、太陽の紫外線や雨風にさらされています。特に岡山のように日射しが強く、晴れの日が多い地域では、紫外線ダメージの蓄積が想像以上に早く進みます。
新築時は美しく守られていた外壁も、年月とともに塗膜の機能が低下し、紫外線を防ぎきれなくなります。その結果、外壁材そのものが劣化し、建物全体の耐久性にまで影響を及ぼすことに。こうした深刻な劣化を防ぐためにも、適切な時期に塗装メンテナンスを行うことが重要です。
「まだ見た目はきれいだから大丈夫」と思っていても、塗膜の劣化は目に見えないレベルから始まっていることも多くあります。紫外線対策としての外壁塗装は、見た目の問題だけでなく、“家を長持ちさせるための予防医療”のようなものなのです。
1-1. 紫外線による外壁の劣化とは?
紫外線は、外壁塗料に含まれる樹脂成分を分解してしまう力を持っています。この分解によって起こる代表的な症状が、「チョーキング現象」です。これは、壁に触れると白い粉が手につく現象で、塗膜の表面が分解されているサインです。
チョーキングが発生すると、塗膜の防水機能は著しく低下します。その結果、外壁材が水分を吸収しやすくなり、ひび割れ(クラック)や浮き、剥がれなどを引き起こします。
さらに、紫外線によって塗料の顔料が劣化すると、色あせやツヤ引けといった見た目の変化も起こります。これが進行すると、外壁の表面がむらになり、美観が大きく損なわれるだけでなく、塗料の持つ本来の機能が果たされなくなってしまいます。
紫外線による塗膜の劣化を放置すると、結果的に修繕コストが高くつくことも多いのです。
1-2. 岡山の気候が外壁劣化を早める理由
岡山は全国的に見ても晴天率が高く、年間を通じて紫外線の影響を受けやすい地域です。特に春から秋にかけての紫外線量はかなり多く、真夏は気温が35℃を超える日も珍しくありません。
また、紫外線の量は、気温だけではなく「日照時間」「空気の乾燥度」「反射率」などにも関係しており、岡山市の地形や気象条件はこれらの要素がそろいやすいため、外壁や屋根のダメージが蓄積しやすいのです。
さらに、夏場の高温多湿も見逃せない要素です。高温の中で湿度が高いと、塗膜の伸縮が激しくなり、ひび割れの原因になります。また、夜間に冷え込むことで結露が発生し、塗膜の裏側からダメージを与えることもあります。
こうした気候的な特性により、岡山では全国平均よりも早いスパンで外壁塗装の必要性が高まる傾向にあります。
例えば他地域では15年持つ塗料でも、岡山の紫外線と気候条件下では10年も持たないことがあります。そのため、地域に合った塗料選びと定期的な点検・塗装が不可欠なのです。
2. 紫外線から外壁を守る具体的な方法
外壁や屋根を紫外線から守るには、「いつ塗装するか」と「どんな塗料を選ぶか」の2点が非常に重要です。
まず、塗膜がまだ効果を発揮しているうちにメンテナンスを行うことで、外壁材そのものの劣化を未然に防ぐことができます。そして次に、紫外線対策に優れた機能性塗料を選ぶことで、より長期間にわたって家を守ることが可能になります。
ここでは、紫外線から家を守るための具体的な手段を2つの視点からご紹介します。
2-1. 遮熱塗料の特徴と効果
外壁塗装に使用される塗料には、さまざまな機能を持つものがありますが、中でも遮熱塗料は、紫外線や熱の影響を軽減する上で非常に効果的です。
■ 遮熱塗料の効果
遮熱塗料は、太陽光の中でも特に熱を持つ赤外線(近赤外線)を反射する成分が含まれています。これにより、外壁や屋根の表面温度を10〜15℃前後下げることが可能です。表面温度が下がることで、塗膜の劣化スピードも緩やかになり、結果として塗料の寿命も延びる傾向があります。
さらに、建物によっては屋内への熱の侵入も抑えるため、夏場の室内温度の上昇を防ぎ、冷房効率の向上にもつながるという副次的なメリットもあります。
たとえば、フッ素系塗料は非常に高い耐紫外線性を持ち、15年~20年という長寿命を誇ります。塗膜が長持ちすることで、再塗装の頻度が減り、長期的なコスト削減にもつながります。
ほかにも、「ラジカル制御型塗料」や「無機塗料」など、紫外線に強く、高耐候性を備えた塗料が増えてきており、選択肢は豊富です。
2-2. 塗装の頻度とベストなタイミング
塗料の性能を最大限に活かすには、劣化が進みきる前に塗装を行うことが重要です。塗膜が完全に劣化してしまってからでは、塗装では補いきれず、外壁材の張り替えが必要になるケースもあります。
■ 一般的な塗装の目安年数
塗料の種類 | 耐用年数(目安) |
---|---|
アクリル塗料 | 5~7年 |
ウレタン塗料 | 7~10年 |
シリコン塗料 | 10~13年 |
ラジカル制御型塗料 | 12~15年 |
フッ素系塗料 | 15~20年 |
無機塗料 | 18~25年 |
ただし、これはあくまで目安であり、紫外線量が多く気温変化も激しい岡山市では、上記より1~2年短くなることもあるため、注意が必要です。
■ ベストな塗装時期
外壁塗装のタイミングとしては、「塗膜がチョーキングを起こしている」「色あせやヒビが見られる」「藻や苔がついている」など、劣化の初期症状が見え始めた時点が理想的です。
また、気候面から考えると、春(3月〜5月)と秋(9月〜11月)がもっとも塗装に適した季節です。気温と湿度が安定しており、塗料の密着性や乾燥性が良いため、仕上がりも長持ちしやすくなります。
ポイントは、「見た目が完全に傷む前に、劣化のサインに気づいて手を打つ」こと。早め早めの対応が、結果的に費用も抑え、家を長く美しく保つ秘訣です。
3. 紫外線対策は屋根塗装でも重要
外壁と比較して、屋根は常に真上から太陽光を受け続けるという過酷な環境にさらされています。にもかかわらず、普段は目に入りにくいため、屋根の劣化には気付きにくく、対策が後回しになりがちです。
しかし、屋根は住宅全体を守る「最前線」。紫外線対策として屋根塗装を怠ると、雨漏りや構造材の腐食といった深刻なトラブルに直結する恐れがあります。
ここでは、屋根塗装の重要性と、外壁塗装と併せて行うメリットについて詳しくご紹介します。
3-1. 屋根が紫外線から受ける影響とは?
屋根材は、日々大量の紫外線や直射日光、さらには雨風にもさらされています。特に紫外線は、塗膜の結合を分解し、色褪せ・粉化・ひび割れといった劣化を引き起こします。
■ スレート・セメント瓦は要注意
日本の戸建て住宅で多く使用されているスレート屋根やセメント瓦は、美観やコスト面で優れている一方で、塗膜が劣化すると素地が水を吸いやすいという特徴があります。塗膜が失われると、
雨水が屋根材にしみこみ膨張 → 晴れた日に乾燥 → 繰り返しで反りや割れが発生
吸水部分から苔やカビが発生し、美観も劣化
結果として雨漏りや構造材の腐朽につながる
といった悪循環に陥ります。
■ 金属屋根も油断は禁物
近年人気のガルバリウム鋼板などの金属屋根も、紫外線や熱の影響を受けて、表面の塗膜が色あせたり、サビが発生することがあります。耐久性が高いとはいえ、定期的な塗装メンテナンスを怠ると、やはり寿命を縮めてしまいます。
3-2. 屋根塗装と外壁塗装を同時に行うメリット
屋根塗装と外壁塗装を同時に行うことは、経済面・工事の効率・建物保全の観点から非常にメリットが大きい選択です。
■ 足場費用を一度で済ませられる
塗装工事には必ず足場の設置が必要ですが、これは15~20万円前後と意外と大きなコストになります。屋根と外壁を別々に施工すると、足場代が2回分かかってしまい、トータルの工事費がかさみます。
一方、同時施工であれば足場は一度で済むため、費用を10万円以上抑えることも可能です。
■ 色の統一感が出せる
屋根と外壁を別々のタイミングで塗装すると、「外壁だけ新しくて屋根が古く見える」「全体のバランスが崩れる」といった見た目の違和感が生じがちです。同時施工なら、全体を同じトーンやイメージでまとめることができるため、美観の向上にもつながります。
■ 劣化の進行を同時に止められる
紫外線や風雨は、屋根・外壁問わず建物全体を劣化させます。同時施工によって、どちらの劣化も一度にストップできるため、建物の長寿命化に貢献します。将来の大規模修繕を防ぐ意味でも、早めの一括メンテナンスがおすすめです。
4. まとめ
外壁や屋根の塗装は、単なる「見た目のリフォーム」ではありません。
紫外線から住まいを守る“防御壁”として、塗装は極めて重要な役割を担っています。
岡山のように日照時間が長く、紫外線が強い地域では、紫外線による劣化が全国平均よりも早く進む傾向にあります。特に、スレート屋根やセメント系サイディングを使用している住宅では、定期的な塗装メンテナンスが劣化防止の鍵となります。
今回ご紹介したように、
紫外線によって塗膜が劣化し、防水性や耐久性が低下する
遮熱塗料を選ぶことで、紫外線対策と屋根の表面温度の上昇抑制ができる
屋根と外壁を同時に塗装することで、費用面・耐久面・見た目のメリットが得られる
といったポイントを押さえることで、大切なマイホームの寿命を延ばし、快適で安全な住環境を保つことができます。
「外壁塗装 このままで大丈夫?」と気になったら、紫外線対策をしっかり行って、マイホームを長く美しく保ちましょう。
「今の外壁・屋根の状態が気になる」
「紫外線に強い塗料を選びたい」
「外壁と屋根、両方塗るか迷っている」
そんな方は、まずはお気軽に無料点検・ご相談をご利用ください。
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