梅雨前に済ませたい!雨漏りを防ぐ“外壁と屋根の接合部”チェック
2025.06.05 (Thu) 更新
いつも 塗人ブログ をご覧いただきありがとうございます!
(株)ミナンは 岡山市北区、南区、中区、東区、倉敷市、都窪郡、赤磐市 など岡山を中心に高品質&低価格 な外壁塗装や屋根塗装を行っている 外装リフォーム専門店です。
外壁塗装や屋根塗装以外にも屋根塗装・屋根カバー工法・屋根葺き替え・防水工事・雨漏り修理 などをご提供しています。
岡山市内の方も岡山市外の方も、外装リフォームをご検討中でしたらぜひお問い合わせください!

こんにちは、アドバイザーの中野です。
この記事は私が監修いたしました。
外壁と屋根の接合部チェックしてますか?
梅雨前に済ませたい!雨漏りを防ぐ“外壁と屋根の接合部”チェック
こんにちは、外壁塗装・屋根塗装の専門店、株式会社ミナンです。
梅雨が近づくと、雨漏りのご相談が増えてきます。中でも見落とされがちなのが、外壁と屋根の接合部。実は、ここが劣化していると、どんなに良い塗料を使っても雨漏りが発生するリスクがあるのです。今回は、梅雨前にチェックしておきたいポイントと、雨漏りを防ぐための外壁塗装のコツをご紹介します。
1. 梅雨前に外壁塗装が必要な理由
岡山のように湿度の高い地域では、梅雨による長雨や湿気の影響で建物の劣化が進行しやすくなります。
梅雨入り前に外壁塗装を済ませておくことで、建物を雨から守り、劣化の進行を抑えることができます。
さらに、外壁塗装工事には乾燥した天候が最適なため、梅雨の直前の晴れが多い時期は、施工スケジュールが安定しやすく、高品質な仕上がりが期待できます。
1-1. 岡山の気候特性と外壁の劣化
岡山は年間を通じて温暖な気候でありながら、梅雨時期には湿度が急上昇し、集中豪雨や長雨も発生します。このような環境下では、外壁や屋根の表面が湿気にさらされ、以下のような劣化症状が現れやすくなります:
チョーキング現象(白い粉が手につく)
塗膜の劣化により防水性が低下しているサインです。ひび割れ(クラック)
雨水が侵入する経路となり、建材の劣化を早める原因になります。カビやコケの発生
湿気を好む微生物が外壁に繁殖し、見た目の悪化だけでなく、外壁材の傷みを加速させます。
これらの症状を放置すると、塗装では対応しきれず、張り替えなど大規模なリフォームが必要になることも。
早めの塗装で劣化を未然に防ぐことが、コストを抑え、家を長持ちさせる鍵となります。
1-2. 雨漏りのリスクとその影響
外壁や屋根にひび割れや剥がれがあると、梅雨時の雨水が建物内部に浸入し、雨漏りを引き起こします。
一見小さな雨染みでも、内部では以下のような深刻な被害が進行している場合があります:
木材の腐食:柱や梁が腐り、耐震性が低下する可能性があります。
断熱材の劣化:保温性・省エネ性能が低下し、冷暖房費の増加につながります。
カビの発生:壁内の湿気が原因でカビが発生し、見た目だけでなく健康被害にも。
特に小さなお子様や高齢者、アレルギー体質の方にはシックハウス症候群のリスクもあります。
こうしたトラブルは見えないところで進行しやすく、修復には高額な費用がかかることも少なくありません。
そのため、未然に雨漏りを防ぐ外壁塗装のタイミングとして、梅雨前が最適といえるのです。
2. 外壁と屋根の接合部のチェックポイント
雨漏りや外壁の劣化の多くは、「屋根と外壁の接合部」や「開口部(窓・換気口)」など、異なる部材が取り合う場所から始まります。
特に梅雨時期は雨が吹き込むような風の影響もあり、少しの隙間からでも雨水が浸入しやすくなるため注意が必要です。
以下のようなポイントを事前にチェックしておくことで、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。
2-1. コーキングの劣化と補修方法
外壁材同士の継ぎ目や、窓・ドア周辺の隙間には「コーキング(シーリング)」という防水材が使われています。このコーキングは、経年や紫外線・風雨により次第に硬化・縮み・ひび割れ・剥離といった劣化を起こします。
劣化のサイン:
表面に細かいひび割れ
指で押すと硬くなっている
コーキング材が剥がれて隙間が見える
接合部周辺に黒ずみや汚れ
劣化したまま放置すると、隙間から雨水が浸入し、外壁の内側に水分が溜まりやすくなります。
これがカビや雨漏り、最悪の場合は構造部材の腐食につながる恐れも。
補修方法:
増し打ち:既存のコーキングの上から新たに充填する方法(軽度の劣化時に対応)
打ち替え:古いコーキングをすべて撤去し、新しく打ち直す方法(劣化が進んでいる場合に有効)
特に梅雨前のこのタイミングで打ち替えを行えば、長期間の防水性能を確保でき、外壁塗装の仕上がりにも直結します。外壁塗装と同時に施工することで、足場のコストも抑えられるためおすすめです。
2-2. 屋根材のズレや破損の確認
特に「谷部分(雨水が集まるV字の箇所)」や「棟板金(屋根の頂部を覆う金属部)」、「ケラバ・軒先」は風や雨にさらされやすく、劣化や浮き上がりが起こりやすい場所です。
チェックポイント:
地上から見て屋根材の浮きやズレ、欠けがないか
棟や端部の金属が浮いていたり釘が抜けていないか
雨樋に破片や砂がたまっていないか(破損のサイン)
これらの異常が見られる場合、そこから雨水が浸入し、下地材や断熱材が濡れて劣化する危険があります。
屋根は高所で危険が伴うため、無理に登らずに、プロの点検・ドローン調査などを活用することが安全かつ確実です。
3. 雨漏りを防ぐための外壁塗装のポイント
外壁塗装の目的は見た目を美しく保つだけでなく、「雨漏りを未然に防ぐ」という重要な役割があります。特に築10年以上が経過した住宅では、塗膜の劣化やひび割れから雨水が浸入し、知らぬ間に構造材を傷めているケースも少なくありません。
ここでは、雨漏り対策としての外壁塗装のポイントを3つの視点から詳しく解説します。
3-1. 防水性能の高い塗料の選定
外壁塗装で雨漏りを防ぐには、塗料の選定が極めて重要です。選ぶ塗料によって防水力・耐候性・耐久年数に大きな差が出ます。
■ 防水性に優れた代表的な塗料
シリコン塗料:価格と性能のバランスが良く、一般住宅での使用率が高い。
フッ素塗料:高耐久で防水性も非常に優秀。紫外線・雨風に強い。
無機塗料:無機成分による超高耐候・超低汚染性が魅力。最も長寿命。
■ 取り合い部・開口部まわりには特別な注意を
特に外壁と屋根の接合部(取り合い)や窓枠まわりは、雨水が浸入しやすい箇所です。この部分には、
シーリング材(コーキング)の打ち直し(打ち替え)
高耐久の防水材(変成シリコンなど)の使用
が必要不可欠です。
また、サイディングの目地にも注意し、劣化したシーリングの「増し打ち」ではなく「打ち替え」を推奨します。ここで手を抜くと、雨漏りの再発につながるリスクがあります。
3-2. 適切な施工時期と業者選び
塗装のタイミングと誰に依頼するかも、雨漏り防止の成否を左右します。
■ 岡山で最適な塗装時期は?
岡山は比較的温暖で晴れの日が多い地域ですが、やはり湿度や降水量が増える梅雨前(4~5月)や秋口(9~10月)がおすすめです。これらの季節は気温と湿度のバランスが良く、塗膜の乾燥・密着が安定します。
■ 地元密着型の塗装業者を選ぶ理由
岡山のような地域特性を熟知した塗装業者なら、以下のような強みがあります。
気候条件に合った塗料・工法の提案
地域での施工実績が豊富で信頼できる
地元の施工保証やアフターサポートが手厚い
とくに、雨漏り診断ができる業者かどうかをチェックするのもポイントです。赤外線カメラや散水検査を行う業者であれば、見えないリスクも事前に把握でき、より安心です。
4. まとめ
屋根と外壁の“接合部”は、建物の中でも雨水の侵入リスクが特に高いポイントです。
ほんの小さな隙間や劣化でも、集中豪雨や長雨の際に一気に水が入り込み、気づかぬうちに建物内部を劣化させてしまいます。
特に梅雨や台風シーズンを控えた今、以下のようなチェックポイントを意識しておくことが重要です。
✅ 屋根と壁の取り合い部分にシーリングのひび割れや剥がれがないか
✅ 板金や水切りが浮いていたり、サビたりしていないか
✅ 雨仕舞い(あまじまい)が適切に処理されているか
✅ 軒下やベランダ、庇(ひさし)周りに水跡や染み、黒ずみがないか
これらはご自身で目視チェックすることも可能ですが、やはりプロによる点検で初めて分かる劣化や施工不良も少なくありません。
特に築10年以上のお住まいは、外壁塗装や防水処理の保護機能が落ちている可能性が高いため、早めの対応が肝心です。
🌧️ 雨漏りは「発生してから」では遅い!
被害を未然に防ぐためには、「梅雨入り前の点検・補修」が最も効果的です。
外壁塗装や屋根リフォームを検討されている方は、このタイミングで一度、外装の総点検をしておくと安心です。
地元・岡山市の気候や施工環境に詳しい専門業者なら、最適な対策をご提案できます。
「少しでも気になるところがある」「10年以上ノーメンテナンス」という方は、
ぜひお気軽にご相談ください。点検・お見積もりは無料で承っております。
あなたの大切なお住まいを、今年の梅雨も安心して乗り越えましょう!
塗人では、岡山でお客様にピッタリの塗装プランを提案しています。
岡山の外壁塗装、屋根塗装、防水工事はミナンにお任せください!!
岡山市の外壁塗装&屋根塗装専門店
株式会社ミナン|☆塗人
[岡山本店ショールーム]
〒700-0975 岡山県岡山市北区今7丁目22-22
TEL:086-239-7676 FAX:086-239-7979
[岡山中央店ショールーム]
〒703-8271 岡山県岡山市中区円山90-9 YSタウン円山101
TEL:086-230-1771 FAX:086-230-1772