岡山の梅雨に備える!外壁塗装の劣化ポイントと対策法
2025.06.03 (Tue) 更新
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こんにちは、アドバイザーの松岡です。
この記事は私が監修いたしました。
梅雨の備えはできていますか?

岡山の梅雨に備える!外壁塗装の劣化ポイントと対策法
こんにちは。
毎年やってくる梅雨の時期。家の外壁や屋根が傷んでいないか心配になる方も多いのではないでしょうか?
梅雨は雨量が多く、外壁や屋根にとっては非常に過酷なシーズンです。塗装の劣化が原因で雨漏りや建物の腐食が進むこともあります。
この記事では、岡山の気候に合った外壁塗装と屋根塗装の劣化ポイント、そしてそれに対する具体的な対策法を、実体験も交えてわかりやすく解説します。
この記事を読むことで、梅雨に備えて塗装でできる劣化防止対策や、見落としがちなポイントまでしっかり理解できます。
外壁塗装や屋根塗装を検討している岡山市周辺の戸建て住宅の方にとって、きっと役立つ内容です。ぜひ最後までご覧ください。
1. 岡山の梅雨と外壁塗装・屋根塗装の関係

岡山で外壁塗装や屋根塗装を検討する際、梅雨の時期をどう乗り切るかは非常に重要なポイントです。湿度が高まり、雨が続くことで外装にさまざまな影響が出てくるため、塗装の「タイミング」「対策」「劣化状況の見極め」が、住まいを守る鍵となります。
1-1. 岡山特有の梅雨の特徴とは?
岡山の梅雨は、例年6月上旬〜7月中旬ごろまで続き、年間で最も湿度と降雨量が高まるシーズンです。気象庁のデータによると、梅雨時期の岡山市では月間降水量が200〜250mm以上となる年も珍しくなく、日照時間も大きく減少します。
また岡山県は「晴れの国」と呼ばれるほど年間を通じて晴天が多いイメージですが、梅雨に限っては別。湿気がこもりやすく、ジメジメとした空気が続き、外壁や屋根の通気性・防水性が試される時期でもあります。
さらに都市部特有の「ヒートアイランド現象」により、気温と湿度の上昇が激しくなるため、塗膜やコーキング材の劣化が加速しやすい環境とも言えます。
1-2. 梅雨時期が外壁・屋根に与える影響
梅雨の雨や湿気は、外壁や屋根に次のような悪影響を及ぼします。
● 雨水の侵入による「クラック(ひび割れ)」の拡大

一見小さなヒビでも、湿気を含んだ雨水が内部に入り込むと、建材の中で腐食や膨張を引き起こし、ヒビが広がる原因になります。
● コーキング(シーリング)の劣化

外壁の目地に充填されているコーキング材は、湿気と紫外線のダメージを受けやすく、梅雨を越すたびに硬化・ひび割れが進行します。その隙間から雨水が侵入すれば、雨漏りのリスクも高まります。
● 塗膜の浮き・剥がれ
塗料が十分に密着していない箇所では、湿気によって塗膜が浮いたり剥がれたりすることがあります。これは見た目の問題だけでなく、防水性・断熱性の低下にもつながります。
● カビ・苔・藻の発生
梅雨の高湿度と日照不足が続くと、外壁や屋根の表面にカビ・コケ・藻が生えやすくなります。特に北側や日当たりの悪い面では顕著で、素材の劣化を早める原因にもなります。
● 屋根材の隙間からの雨漏り
スレート屋根や瓦屋根の隙間、棟板金のゆるみ、漆喰のはがれなど、目に見えない劣化箇所からも雨水の浸入が起こりやすくなります。梅雨時の強い雨が続くことで、一気に雨漏りへと発展するケースも。
2. 外壁塗装の劣化ポイントとは?

外壁塗装は、建物を風雨や紫外線から守る“防護壁”の役割を果たしています。しかし、時間とともにこの塗膜は少しずつ劣化し、防水性や美観を損なう症状が現れてきます。
ここでは、岡山市内の住宅で特に見られる代表的な劣化サインとして、「チョーキング現象」「クラック・浮き」について詳しく見ていきましょう。
2-1. チョーキング(白亜化)現象
● 手で触れると白い粉が付くのがサイン
外壁を手でこすったときに白い粉がつく現象、これが「チョーキング(白亜化)」です。これは、塗膜の中に含まれる顔料が表面に露出し、粉状に劣化してしまうことで起こります。特に日当たりの良い南面や西面に多く見られ、紫外線や風雨に長年さらされたサインです。
● チョーキングが起こるメカニズム
塗料はもともと、合成樹脂(バインダー)で顔料を固めて壁に密着させています。しかし紫外線や熱、酸性雨などの影響を受けて樹脂が分解されると、顔料が粉状になって表面に現れます。これが手につく白い粉の正体です。
● 放置するとどうなる?
チョーキングは、塗膜の防水性が失われてきているサインでもあります。放置すると、壁が水を吸いやすくなり、内部の構造材や断熱材にも悪影響が出てきます。また、カビやコケの発生、ひび割れの誘発、塗膜の剥がれといったさらなる劣化の引き金にもなるため、早期の対処が必要です。
2-2. クラック(ひび割れ)や浮きや塗膜の浮き
● クラックには2種類ある
ひと口に「ひび割れ」と言っても、実は2つのタイプがあります。
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ヘアクラック(微細なひび割れ)
→ 幅0.3mm以下の細いヒビ。経年劣化でよく見られるが、早期発見すれば補修しやすい。 -
構造クラック(深いひび割れ)
→ 下地のモルタルやコンクリートまで到達している深い亀裂。雨水の浸入や建物の強度低下につながる重大な症状。
● 浮き・膨れも要注意!
塗膜が外壁面から浮いている・膨れている状態も、重大な劣化サインです。これは下地の吸水や内部からの水蒸気、または下塗りと上塗りの密着不良などが原因で起こります。特に梅雨時や湿度の高い季節に目立ちやすく、放っておくと剥がれ→雨漏りへと悪化する可能性があります。
● 岡山市で多いクラックの発生要因
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モルタル壁の経年劣化(特に築10年以上の住宅)
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地盤の揺れや車の振動などによる微細な動き
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コーキング切れによる水の侵入と壁内の膨張
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外気温の変化による膨張・収縮
これらの要因が重なることで、岡山市でも外壁クラックのトラブル相談が年々増加しています。
3. 岡山の梅雨に備えた塗装対策
梅雨の時期は、住宅の外装にとって最も過酷な季節のひとつです。岡山市では6月から7月にかけて湿度が高く、激しい雨が続くことも多いため、塗装の計画や施工内容を工夫することで、雨漏りや塗膜劣化のリスクを最小限に抑えることができます。
ここでは、雨に強い塗料の選び方と、雨漏りを防ぐための施工ポイントを詳しく解説します。
3-1. 雨に強い塗料の選び方
● ポイントは「撥水性」と「密着性」
雨の多い梅雨時期に備えるためには、防水性・撥水性が高く、外壁や屋根にしっかり密着する塗料を選ぶことが重要です。岡山のように降水量と湿度が高い地域では、塗膜が水分を吸収しにくい塗料が向いています。
● おすすめの塗料タイプ
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シリコン塗料
コストパフォーマンスに優れ、耐候性と防水性のバランスが良い。一般住宅で最も多く使われている。 -
フッ素塗料
耐久性・撥水性ともに非常に優れており、梅雨や台風に強い。価格はやや高めだが、15~20年程度の長寿命。 -
ラジカル制御型塗料
紫外線による塗膜の劣化(ラジカル発生)を抑制。特に南面の劣化が気になる住宅におすすめ。 -
遮熱・防カビ機能付き塗料
湿度の高い季節にはカビやコケが発生しやすいため、防カビ剤が配合された塗料も有効です。屋根には遮熱効果のある塗料を併用することで屋根の表面温度上昇も抑えられます。
● 岡山の気候に合った塗料の特徴
岡山は太平洋側気候の影響を受け、日射量が多く、雨も一定期間集中するという特性があります。そのため、「紫外線に強く、水を弾く力が高い塗料」を選ぶことが、梅雨対策として非常に有効です。
3-2. 雨漏りリスクを最小限にする施工法
● 1. シーリング(コーキング)の打ち替えは必須
外壁の継ぎ目やサッシ周辺に使われているシーリング材(コーキング)は、雨水の侵入を防ぐ第一防衛線です。経年劣化により硬化・ひび割れ・剥離が進むと、そこから雨水が浸入して雨漏りに直結します。
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打ち替え(古いシーリングを完全に撤去し、新しく充填)
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増し打ち(既存の上から追加する方法。状態により選択)
梅雨前には必ず劣化状態を点検し、必要に応じて「打ち替え」を推奨します。
● 2. 下地処理の徹底
塗装の耐久性を左右するのが下地処理です。汚れや旧塗膜の浮き、藻・カビをしっかり落とさずに塗装をしてしまうと、梅雨の湿気や雨水で塗膜が浮いたり剥がれたりする原因になります。
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高圧洗浄で徹底的に汚れを落とす
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クラック補修や浮きの補修を丁寧に行う
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湿度管理:下地が乾いていることを確認したうえで塗装を行う
● 3. 通気性の確保も忘れずに
雨漏りの原因は「水の侵入」だけでなく、「湿気が抜けずに内部結露すること」もあります。とくにサイディング外壁の場合は、透湿性のある下地材や通気層の構造を意識し、外壁の内部にも湿気がこもらないよう設計・施工することが重要です。
4. まとめ
岡山の梅雨は、日によっては激しい雨が長時間降り続くこともあり、住宅の外壁や屋根にとって非常に過酷な季節です。そのため、事前の備えが住宅寿命を延ばす鍵となります。
今回の章では、梅雨に備えた塗装対策として、「塗料の選び方」と「施工方法」について解説しました。
まず、塗料の選定では、撥水性・防水性・耐紫外線性を重視することが重要です。特にフッ素系塗料やラジカル制御型塗料は、長持ちしやすく、梅雨や台風などの過酷な環境にも強いことから、岡山のような気候には非常に適しています。また、防カビ・防藻機能が付いた塗料を選べば、梅雨時のジメジメした環境でも美観を維持しやすくなります。
次に、施工においては下地処理とシーリング(コーキング)の補修が非常に重要です。塗装前の高圧洗浄やひび割れ補修、既存シーリング材の打ち替えなど、見えない部分の丁寧な施工こそが、雨漏りや塗膜の浮き・剥がれを防ぐ決め手となります。
また、塗装そのものの品質だけでなく、住宅全体の通気性や構造にも配慮することで、内部結露による被害も防ぐことが可能です。
つまり、岡山の梅雨に備えた塗装対策は、単なる見た目の修復ではなく、住まいの性能・安全性を守る“予防メンテナンス”であると言えるでしょう。
戸建て住宅で外壁塗装・屋根塗装を検討されている岡山市の皆様、ぜひ当社までお気軽にご相談ください!
塗人では、岡山でお客様にピッタリの塗装プランを提案しています。
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