カビ・コケが発生しやすい時期!外壁素材ごとの対策方法
2025.05.19 (Mon) 更新
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(株)ミナンは 岡山市北区、南区、中区、東区、倉敷市、都窪郡、赤磐市 など岡山市を中心に高品質&低価格 な外壁塗装や屋根塗装を行っている 外装リフォーム専門店です。
外壁塗装や屋根塗装以外にも屋根塗装・屋根カバー工法・屋根葺き替え・防水工事・雨漏り修理 などをご提供しています。
岡山市内の方も岡山市外の方も、外装リフォームをご検討中でしたらぜひお問い合わせください!

こんにちは、アドバイザーの松岡です。
この記事は私が監修いたしました。
カビ・コケの発生にご注意ください!
こんにちは。
岡山で戸建て住宅の外壁塗装や屋根塗装、雨漏り修理を手がける外装リフォーム専門店です。
外壁にカビやコケが生えて見た目が悪くなったり、汚れが落ちにくくなったりしてお困りではありませんか?
「梅雨の時期に外壁が急に緑っぽくなってきた」「なんだか黒ずみが目立つようになった」といったお悩みは、岡山でもよく聞かれます。
この記事では、カビ・コケが発生しやすい時期や、その原因、そして外壁の素材ごとに適した具体的な対策方法について解説します。
また、実際に岡山市内で施工した実例や、プロの視点での注意点もご紹介いたします。
この記事を読むと、外壁のカビ・コケの予防や対処の方法がよく分かり、メンテナンスのタイミングを判断しやすくなります。
岡山で戸建て住宅の外壁塗装・屋根塗装を検討中の方は、ぜひ最後までお読みください!
1. カビ・コケが発生しやすい時期とその原因
外壁塗装を検討するうえで、カビやコケの発生は見逃せない問題です。特に岡山のような温暖湿潤な気候では、外壁表面に緑色のコケや黒いカビが付着してしまうケースが非常に多く見受けられます。見た目の印象を損なうだけでなく、塗膜の劣化を早め、さらには外壁材そのものにダメージを与える恐れもあります。
ここでは、カビ・コケが発生する根本的な原因と、岡山において特に注意すべき時期について詳しく解説していきます。
1-1. カビ・コケの原因とは
カビやコケが外壁に発生する最大の原因は、「湿気」と「栄養分」です。
まず湿気。湿気が多くなることで、外壁の表面に水分が残りやすくなります。特に、北面や日当たりの悪い場所、風通しの悪い住宅密集地などでは、乾燥が間に合わずに常に湿った状態が続き、カビやコケの温床になります。
次に、栄養分。外壁には目に見えないホコリや排気ガス、花粉、排水などが付着しています。これらが微生物のエサとなり、カビやコケの繁殖を促してしまうのです。
また、外壁の塗膜が劣化して防水性能が落ちている場合、さらに発生しやすくなります。
1-2. 岡山で特に注意が必要な時期
岡山は比較的温暖な気候で、年間を通して降水量も多く、湿度の高い時期が長く続きます。特に注意すべきなのは、以下の時期です。
① 梅雨(6月〜7月)
梅雨時期は連日の雨と湿度の上昇により、カビ・コケが最も活発に繁殖する季節です。日照時間が短く、外壁が乾く間もなく次の雨が降るため、外壁表面が常に湿った状態になります。岡山でも、梅雨の最中には「いつの間にか外壁が緑色になっていた」とご相談を受けることが多くなります。
② 秋雨の時期(9月〜10月)
梅雨ほどではないにせよ、秋も比較的雨が多く、湿度も高いため注意が必要です。夏の強い日差しによって劣化が進んだ塗膜にとって、秋の雨は大敵。外壁が傷んでいる状態で湿気が加わると、カビやコケが再発・悪化しやすくなります。
③ 冬の乾燥期でも油断は禁物
一見すると冬は乾燥しているため安全に思えますが、岡山では朝晩の冷え込みにより外壁に結露が発生しやすくなります。特に北面や日陰の外壁では、霜が溶けた後に水分が長くとどまるため、冬場でもカビ・コケの温床となる可能性があります。
2. 外壁素材別に見るカビ・コケの発生リスク
外壁に使用されている素材によって、カビやコケの発生しやすさには大きな違いがあります。素材の表面性状や防水性、通気性の違いが、微生物の付着や繁殖に大きな影響を及ぼすのです。
岡山市内でも、外壁素材によってお客様からの相談内容が変わることは珍しくありません。ここでは、代表的な外壁材である「窯業系サイディング」と「モルタル外壁」について、それぞれのリスクと対策を詳しく解説します。
2-1. 窯業系サイディング
窯業系サイディングは、セメントと繊維質を主成分とする外壁材で、日本の戸建て住宅で最も一般的に使われている素材です。デザイン性や価格面でのメリットがある反面、実はカビやコケのリスクが高い素材でもあります。
■ カビ・コケが発生しやすい理由
窯業系サイディングの表面には細かい凹凸があります。この凹凸に雨水やホコリが溜まりやすく、そこに空気中の胞子や微生物が付着してしまうのです。さらに、塗膜が経年劣化して防水性が低下すると、サイディング内部にまで湿気が入り込みやすくなり、内部結露による劣化やカビの発生も懸念されます。
■ 対策方法
定期的な塗り替え(目安:10年に1度)
塗膜の防水性がカビ・コケの発生を防ぐ第一の防波堤になります。劣化サイン(色褪せ・チョーキング現象など)が出たら塗り替えを検討しましょう。低汚染型・防カビ型塗料の選定
現在は、親水性に優れた「低汚染型塗料」や「防カビ・防藻性能付き塗料」など、窯業系サイディングに最適な塗料が多く開発されています。高圧洗浄での定期メンテナンス
汚れを放置するとコケが根を張りやすくなります。塗装を行う前には、必ず業務用の高圧洗浄での徹底的なクリーニングが必要です。
2-2. モルタル外壁
モルタル外壁は、セメント・砂・水を混ぜて現場で左官施工される、いわば“手仕事の外壁”です。昭和から平成初期にかけて多く使われていましたが、現在でも根強い人気があります。見た目の風合いは非常に良い反面、カビ・コケには注意が必要な素材でもあります。
■ カビ・コケが発生しやすい理由
モルタル外壁は、表面がざらついているため、ホコリや汚れが付着しやすく、雨水も溜まりやすい構造です。また、クラック(ひび割れ)が入りやすいという性質があり、このクラックから水分が入り込むと、内部でカビが発生しやすくなります。
■ 対策方法
クラックの早期補修と再塗装
モルタル外壁はクラックが避けられないため、定期的な目視点検が欠かせません。細いクラックも早めにシーリング処理し、再塗装で防水性を高めましょう。通気性の高い塗料の使用
モルタルには呼吸する性質があります。通気を妨げない透湿性のある塗料を選ぶことで、内部の湿気を逃がしやすくなり、カビやコケの繁殖を抑制できます。日当たり・風通しの改善
可能であれば、庭木の剪定や周囲の環境整備で日当たりや風通しを改善することも有効です。湿気がこもりにくい環境を作ることが、素材を長持ちさせるカギになります。
3. 素材ごとの具体的な対策方法
外壁の素材ごとに最適な対策を講じることで、カビ・コケの発生を抑え、美観を維持するだけでなく、外壁そのものの寿命も延ばすことができます。
ここでは、窯業系サイディングやモルタル外壁などの代表的な素材に合わせて、具体的な防カビ・防藻対策をご紹介します。
3-1. 防カビ・防藻塗料の選び方
外壁塗装において最も効果的なカビ・コケ対策のひとつが、「塗料選び」です。特に湿気が多い岡山市のような気候では、防カビ・防藻機能付きの塗料を使用するかどうかで、数年後の外壁の状態に大きな差が出ます。
■ 主なおすすめ塗料と特徴
ラジカル制御型塗料
紫外線に強く、チョーキング(白い粉が出る現象)を抑える機能があり、塗膜の劣化を防ぎます。表面が滑らかで、汚れやコケが付着しにくく、比較的リーズナブルな価格で防汚性能が期待できます。光触媒塗料(セルフクリーニング機能)
太陽光(紫外線)に反応して、汚れや有機物を分解する性質があります。さらに、雨が降ると分解された汚れが自然に洗い流されるので、メンテナンスフリーに近い状態を実現できます。無機塗料・フッ素塗料
耐候性が非常に高く、汚れや微生物の付着を防ぐ性能に優れています。価格はやや高めですが、15~20年の耐用年数を誇るため、長期的な視点ではコスパが高い塗料です。
■ 素材に合わせた塗料選びのポイント
素材 | おすすめ塗料 | 理由 |
---|---|---|
窯業系サイディング | ラジカル制御型、光触媒 | 凹凸が多いため汚れに強い塗料が◎ |
モルタル外壁 | 透湿性塗料、防カビ添加剤入り塗料 | クラックに対応&通気性を保つことが重要 |
3-2. 定期メンテナンスと高圧洗浄
塗料で防いでも、環境や立地によってカビ・コケが完全にゼロになるわけではありません。そのため、定期的なメンテナンスが欠かせません。
■ 高圧洗浄の重要性
塗装工事の際に必ず行われる「高圧洗浄」は、実はカビやコケ対策にも効果的です。長年蓄積された微細な汚れやコケの根を、業務用の高圧洗浄機で一掃することで、塗料の密着性を高め、再発も防げます。
■ メンテナンスの頻度とポイント
目安:3〜5年に一度、外壁全体の目視点検
10年ごとを目安に再塗装
雨どいや排水溝の詰まり、庭木の繁茂などもカビ・コケの温床になるため、日常的な環境管理も重要です。
4. まとめ
カビやコケは、見た目を損なうだけでなく、外壁材そのものの劣化を早める要因にもなります。特に岡山のように湿度が高く、春から秋にかけて雨が多い地域では、対策を怠ると数年で外壁が黒ずんでしまうケースも少なくありません。
今回ご紹介したように、
発生しやすい時期や原因を知ること
外壁素材ごとの特性を理解すること
素材に合った塗料や洗浄方法を選ぶこと
定期的なメンテナンスを行うこと
これらを意識するだけで、外壁の美観と機能性は驚くほど保たれます。
また、防カビ・防藻塗料の性能は年々進化しており、従来の塗料では防げなかった微生物汚れにも対応できる製品が多く登場しています。中でもラジカル制御型塗料や無機塗料は、コストと効果のバランスに優れた選択肢です。
外壁は家を守る「盾」のような存在。だからこそ、目に見える汚れを放置せず、早めの対応が建物全体の健康寿命を左右します。
✅ 最後に|外壁のカビ・コケでお悩みの方へ
「最近、外壁の北側がうっすら緑っぽい気がする…」
「触るとなんだかヌルヌルしている…」
そんなサインがあれば、それはカビやコケの初期症状かもしれません。
弊社では、岡山を中心に外壁の無料点検を行っています。専門スタッフが現地を確認し、素材や汚れの状態に合った適切な対策をご提案させていただきます。
早めの対処で、家はもっと長持ちします。
ぜひ一度、お気軽にご相談ください。
戸建て住宅の外壁塗装、屋根塗装を検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
塗人では、岡山市でお客様にピッタリの塗装プランを提案しています。
岡山市の外壁塗装、屋根塗装、防水工事はミナンにお任せください!!
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