岡山県玉野市にて、築33年の屋根セメント瓦・モルタル外壁の劣化状態。(有)御南塗装工業
2017.02.20 (Mon) 更新
岡山の家塗り替え&修理専門店
㈲御南塗装工業の平松です。
今回は玉野市で塗装工事中のA様邸をご紹介します!
A様邸は築33年の木造セメント瓦葺き、
モルタル外壁造となります。
A様は弊社の塗替えセミナーにご参加頂き、
屋根塗装、外壁塗装、塗料選び、塗装業者選び、
塗装工程など、塗装の基礎知識を学ばれ、
他社比較等の精査の上、弊社へご注文頂く経緯となりました。
A様邸は以前、新築後に屋根の不具合が発覚し、
建築業者にて屋根塗装経緯が一度あるのみで、
全体的な経年劣化が進行していました。
まずは屋根セメント瓦、施工前の様子です。
事前の建物診断時に屋根に登ってみると、
瓦の割れや穴が多数発生していました。
もちろん塗膜表面は劣化しており、塗装も剥げてしまい、
コケの繁殖も進行している状態でした。
瓦の下には防水シートがある為、
セメント瓦が割れていたり、塗装が剥がれていたりしても、
必ず雨漏りするという事ではありません。
しかし、屋根材や防水シート、野地板を知らない間に
じわじわと腐食させている危険性があるので、注意が必要です。
瓦以外のセメント補修部分や漆喰部分なども劣化による
割れや剥がれ等が生じています。
今回、A様邸では、予備瓦の在庫が無く、
築33年という事で現在製造しておらず、
注文もできない状態ですが、
弊社、独自のルートで同型の中古セメント瓦を10枚ほど
ご用意させて頂き、差し替え、交換、予備瓦の確保ができました。
今回のようなケースは多々あり、業者によっては
葺き替えや交換しかできない。
と、ご提案する業者もおられますので、
必ず複数の専門業者の見解を確認しましょう。
外壁部分も同様の劣化状態です。
外壁部分も大きい所では幅3ミリ以上のひび割れが入っています。
縦だけではなく斜めや横にも入っていますね。
外壁のひび割れは外壁内部への雨水侵入経路の1つとなってしまいます。
また、状態によっては、建物そのもの(構造など)を腐食させる危険性もありますので、
事前に、定期的に!専門家による適切な建物診断を行いましょう。
岡山の適切な屋根・外壁の劣化診断は
有限会社 御南塗装工業へ
☎ 0120-957-951