気になる塗装の不思議①「木部塗装のはがれ」
2016.11.20 (Sun) 更新
岡山の塗装&防水専門店
㈲御南塗装工業の平松です。
ご自宅や身近にウッドデッキや木部がある方はご存知かもしれませんが、
木の塗装ってすぐ色あせたり剥げたりしますよね。
実際、木の塗装は3年程でダメになるとも言われています。
それはなぜなのでしょうか?
また木部を長持ちさせるにはどうしたらいいのでしょう??
まず木というものは、
温度や湿度によって常に膨張、収縮を繰返して動いているんですね。
一方、塗膜というのは硬さがあるものなで、
動きがある下地の上に硬い塗膜を密着させると、
動きに追随出来なくなり、ひび割れを起こしたり、
剥がれを起こしたりするんですね。
では、木部塗料にはどんな塗料を使用すればよいの??
ズバリ!
塗膜を形成しない浸透性のある塗料!
(ニスや、オイルステインなども浸透性です。)
木部の風合いを生かした塗料や自然塗料など様々あります。
しかし、これらの塗料は保護膜を形成するわけではないので、
塗膜を形成する塗料より耐久性は劣ってきます。
なので、こまめな塗替えが必要になってくるんですね。
もしくは、多少、木部の風合いを損ねてもOK!
という方には、割れにくい弾性タイプの塗膜を形成する塗料や
半造膜と言われる、ある程度木の風合いを残しつつも
耐久性も期待できるような塗料もあります。
どちらにしても、それぞれの部位、目的、費用対効果などを考慮しながら
設計を組んでいく必要性がありますね。
外壁塗装や屋根塗装も同じことが言えますが、こういった特徴のある下地材は、
特に業者によっても提案内容や解説が異なると思いますので、
複数の塗装業者から様々な見解を聞いた上で、判断される事が良いかと思われます。
また、最近ではホームセンターやインターネットでも様々な塗料が
発売されてるので小さなウッドデッキや小物などであれば
DIYで自分たちで塗り替えてみるのも面白いかもしれませんね。
弊社、御南塗装でも診断・お見積りは無料で行っておりますので
工事をする、しない、に係わらずお気軽にお問い合わせください(^_-)-☆
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