岡山市南区にて築37年のA様邸の塗装工事をご紹介~モルタル外壁ひび割れ補修編~
2016.08.08 (Mon) 更新
岡山の塗装&塗り替え専門店
㈲御南塗装工業の平松です。
毎日暑いですが皆さんはお元気でしょうかっ!?
熱中症にはお気をつけくださいね!!
さて、以前ブログでご紹介したこちらのお客様 ↓
https://www.minan.jp/painter/5148.html
雨樋の詰まり掃除などもさせて頂き、
当初の予定期間をオーバーしてしまいましたが、
無事に完成しましたのでご紹介させて頂きます。
(塗装前の状態は上記ブログでご紹介していますよっ↑)
築37年でほぼノーメンテナンスだと外壁のヒビ割れも多くなってきますね。
綺麗に洗浄ののち、ひび割れ補修をしていきます。
電動工具でひび割れをカットして補修する、Vカット工法です。
わざわざ電動工具で削ってひび割れを大きくするのには理由があります。
この後、プライマーと呼ばれる接着剤の役割のものと、
コーキング(シーリング)という防水材を充填していくのですが、↓
ひび割れを広げることで、中の方までしっかり充填が出来るんですね(^^♪
コーキングを充填した後は、しっかり乾燥の上、
表面を平滑にするモルタル補修を行い、
補修跡を隠すための表面の肌わせ作業を行って、
下地づくりの完了となります
平面以外の目地部分のひび割れも
防水性と塗装との密着性も高い専用の充填剤でひび割れを埋めていきます。
以前に増築した、外壁サイディング目地部分には
既存の防水材(シーリング)を一度すべて撤去した上で、
接着剤を塗布し、新たに専用シーリング材を打ちなおしていきます。
こういった補修作業は塗装前の大事な作業です。
これを丁寧に丁寧に行っていかないといけません。
また、この時使う補修材が粗悪なものだと、
数年後にこんな現象が起こることもあるんですよ。↓
こちらはブリード現象と呼ばれる現象です。
塗装後、早い段階で起こることが多いのですが、
これはどういうことかというと、
コーキングに含まれる可塑剤というものが表面に浮き出してきて、
塗料が変質し、表面がベタベタになり、
そこに空気中のゴミなどが付着して黒く汚れてしまうのですね。
こういったことを起こさせないために、可塑剤が浮き出てくるのを防止する、
ブリードオフプライマーといったものや、
そもそも可塑剤が入っていない
ノンブリードタイプのコーキング(シーリング)剤もあります。
弊社ではこのような可塑剤の入っていない、ノンブリードタイプを使用していますので、
安心してくださいね(^^♪
塗装工事の中ではもちろん上塗り材に使用する塗料は様々ありますが、
下塗り材や下地補修材にも様々種類があります。
今回外壁のひび割れ補修材や目地シーリング材にも、
アクリル系、ウレタン系、シリコン系、変成シリコン系
などなど、その中でも耐久性や密着性、防汚性や塗料との相性など、
様々な面を考慮しながら選定していく事が重要なんです!
次回は外壁塗装の部分をご紹介していきますので、
また見てみてくださいねっ☆
詳しい情報やご相談はは下記フリーダイヤルからお問い合わせください(^_-)-☆
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