春の紫外線が意外と強い?外壁劣化を防ぐ塗料選び
2025.05.29 (Thu) 更新
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こんにちは、アドバイザーの松岡です。
この記事は私が監修いたしました。
紫外線に負けない、外壁劣化を防ぐ外壁塗装の塗料選びについてお伝えします!
春の紫外線が意外と強い?外壁劣化を防ぐ塗装選び
こんにちは。岡山で外壁塗装や屋根塗装を行っている株式会社ミナンです。
春の陽気に誘われて外に出る機会が増えるこの季節、「そろそろ外壁塗装を考えようかな」と感じている方も多いのではないでしょうか。
しかし、実は春は思った以上に紫外線が強く、外壁や屋根の劣化が進みやすい季節でもあります。
この記事では、春の紫外線による外壁・屋根の劣化リスクと、それを防ぐための最適な塗装選びについて解説します。
この記事を読むことで、「春の外壁塗装のタイミングは正しいの?」「紫外線対策に強い塗料って?」といった疑問が解消され、後悔しない外壁塗装工事の判断ができるようになります。
戸建て住宅の外壁塗装・屋根塗装を検討している方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
1. 春の紫外線は意外と強い?外壁塗装に影響する理由
春は暖かく穏やかなイメージがありますが、実は紫外線の量が急激に増える季節です。
外壁塗装においても、春の紫外線対策は非常に重要です。ここではその理由を解説します。
1-1. 紫外線の強さは夏より春?その根拠と数値
春はまだ肌寒く感じる日もありますが、実は紫外線量はすでに高まっており、外壁塗装に大きな影響を与える時期となります。気象庁のデータによれば、3月から5月にかけての紫外線(UV-B)量は年々増加傾向にあり、特に4月下旬から5月にかけては、夏と同等、またはそれ以上のUV指数を記録することもあります。これは、春は空気が乾燥し、太陽の高度も次第に上がってくるため、地表に到達する紫外線の強度が一気に高くなるからです。
外壁の表面は、紫外線を受けることで塗膜が徐々に劣化します。この段階で劣化が始まると、梅雨の湿気や雨水が建物に直接侵入しやすくなり、雨漏りの原因となる恐れがあります。特に岡山のように、日照時間が長く、春から初夏にかけて晴天率の高い地域では、早期に外壁の劣化が進む傾向があります。
1-2. 岡山の春の気候と紫外線量の特徴
岡山県は「晴れの国」とも呼ばれ、年間を通して日照時間が長く、降水量が少ない地域として知られています。春の時期、特に3月~5月は平均して月の2/3以上が晴天日となることも珍しくありません。これにより、紫外線の蓄積による外壁への影響が他の地域よりも顕著に現れやすいのが特徴です。
岡山の住宅は、比較的紫外線に晒される時間が長いため、外壁塗装における「塗膜の寿命」が短くなりやすいという課題があります。さらに、春の終わりには梅雨入りが迫っており、塗膜の劣化が進んでいる状態で雨を迎えると、建物内部に湿気が入り込みやすくなります。これが長期的に見ると雨漏りの原因となり、外壁だけでなく構造材にもダメージを与えることになります。
岡山での外壁塗装を検討する際は、春の紫外線を意識した塗料選びと、塗装のタイミングを見極めることが重要です。
2. 外壁塗装における紫外線ダメージの具体例
紫外線による外壁・屋根のダメージは、見た目の問題だけではなく、建物の耐久性にも関わってきます。
ここでは、岡山市内で実際に見られた劣化症状をご紹介します。
2-1. チョーキング現象と色あせ
外壁塗装の劣化症状としてまず挙げられるのが「チョーキング現象」です。これは、紫外線や雨風の影響で塗膜が分解され、塗料中の顔料が粉状になって表面に浮き出てくる現象です。手で外壁を触ると白い粉がつく状態がこれにあたります。
この現象が起こると、塗膜の防水性や保護機能が低下し、梅雨の時期には雨水が浸入しやすくなり、結果として雨漏りが発生するリスクが高まります。また、見た目にも色あせが進行し、建物の美観を損ないます。岡山のように春先から紫外線量が多い地域では、チョーキングが早く現れる傾向があるため、定期的な外壁のチェックが必要です。
外壁塗装は、単に色を塗り替えるだけでなく、防水・遮熱などの機能性を維持する目的があります。早期の色あせやチョーキングは、塗料の寿命を縮め、外壁の防御機能を低下させるため、注意が必要です。
2-2. 外壁のひび割れや剥がれ
紫外線は塗膜の柔軟性を奪い、外壁の表面にひび割れや塗膜の剥がれを引き起こす原因となります。特に外壁がサイディングやモルタル仕上げの場合、紫外線と温度変化の繰り返しによって塗膜が硬化し、収縮に耐えきれずひび割れが生じやすくなります。
岡山では春から急激に気温が上昇することが多く、日中の温度変化が大きいため、外壁へのダメージも強く現れやすいのが特徴です。この状態を放置していると、梅雨の湿気や雨水がひびから浸入し、雨漏りやカビの原因となることがあります。特に屋根や窓周辺など、構造的に水が溜まりやすい箇所では注意が必要です。
外壁塗装は、このようなひび割れを事前に補修し、再発を防ぐための「下地処理」も含めた施工が求められます。岡山の気候を考慮すれば、梅雨前のこの時期にこそ、外壁の補修と塗装をセットで行うべきタイミングです。
3. 紫外線に強い外壁塗料の選び方
では、春の紫外線対策としてどのような塗料を選べば良いのでしょうか?
耐候性に優れた塗料を選ぶことが、外壁・屋根を長持ちさせる第一歩です。
3-1. フッ素塗料・無機塗料・ラジカル制御型塗料の特徴
紫外線対策に強い塗料として近年注目されているのが、フッ素塗料・無機塗料・ラジカル制御型塗料です。これらは、いずれも紫外線による分解を抑える効果が高く、従来のアクリルやウレタン塗料に比べて圧倒的に耐候性が優れています。
フッ素塗料は、航空機や橋梁などにも使われるほどの高い耐久性を持ち、紫外線による劣化を大幅に抑えられます。
無機塗料は、無機成分を主成分としており、紫外線による変質が極めて少なく、塗膜が長持ちします。
ラジカル制御型塗料は、塗膜内で発生する劣化因子「ラジカル」の働きを抑制し、長期間にわたって美しさを保ちます。
岡山のような紫外線の強い地域では、これら高耐候型の塗料を選ぶことが、外壁塗装を長持ちさせるカギとなります。梅雨前のこの時期にしっかりとした塗料を選び、早期に対策を講じることが重要です。
3-2. 塗料選びの注意点と施工のタイミング
高機能塗料を選ぶ際には、その性能に見合った価格帯であることを理解しておく必要があります。耐久年数が長いほど初期費用は高くなる傾向がありますが、頻繁に塗り替える必要がなくなるため、長期的にはコストを抑えられるケースも多いです。
また、施工のタイミングも非常に重要です。岡山では5月から6月にかけて梅雨入りするため、外壁塗装は3月~4月のうちに完了させるのが理想です。湿気の多い梅雨時期に無理に塗装を行うと、乾燥不良や塗膜剥がれといった施工不良が起こりやすくなり、雨漏りリスクを高めてしまう恐れもあります。
塗料選びと合わせて、適切な施工時期を見極め、信頼できる業者に依頼することが、外壁塗装の成功には欠かせません。
4. まとめ
春の紫外線が意外と強い?外壁塗装に影響する理由
紫外線(UV)は季節にかかわらず降り注いでおり、特に3月~5月の春先は、紫外線量が急増する時期です。
月 | 紫外線量(UVインデックス) | 備考 |
---|---|---|
3月 | 中~やや強い(3~5) | 紫外線量が急増し始める |
4月 | 強い(5~7) | 晴天の日が続くと夏並みに |
5月 | 非常に強い(6~8) | 紫外線のピーク直前 |
特に岡山は、晴れの日が全国平均より多く、春でも紫外線の影響が大きい地域です。外壁や屋根の塗膜は、紫外線を受け続けることで劣化が進行します。したがって、「夏前だからまだ大丈夫」と放置してしまうのは危険です。
岡山の春の気候と外装劣化の関係
岡山県は「晴れの国」と呼ばれるほど降水量が少なく、紫外線が直接建物に当たりやすい地域です。その一方で、6月には梅雨が到来し、雨漏りのリスクが一気に高まります。
春の乾燥したタイミングで外壁塗装や屋根塗装を行うことは、以下のようなメリットがあります:
湿度が低く、塗料の乾燥に最適
雨に邪魔されにくく、工程がスムーズ
紫外線対策を事前に行える
つまり、「春は塗装工事のゴールデンタイム」と言えます。
紫外線が外壁や屋根に与える具体的なダメージ
紫外線による劣化症状はさまざまですが、以下のような現象が代表的です。
① チョーキング現象(粉ふき)
外壁を手で触ると、白い粉がつく現象を「チョーキング」と言います。これは、塗膜が紫外線で分解され、顔料が表面に浮き出た状態です。見た目が悪くなるだけでなく、防水性能も低下します。
② 色あせ・艶消失
屋根塗装や外壁塗装の「艶」や「色」が薄れてきたら、紫外線による退色のサインです。特に南向きの面では、劣化が早く進行します。
③ 塗膜のひび割れ・剥がれ
紫外線は塗膜の柔軟性を失わせ、ひび割れや剥がれの原因にもなります。そこから雨水が浸入すると、構造材の腐食や雨漏りにつながるため注意が必要です。
紫外線に強い塗料の選び方【塗料比較表】
春の紫外線対策として、耐候性の高い塗料選びが重要です。以下に代表的な塗料の種類と特徴をまとめました。
塗料の種類 | 特徴 | 耐用年数 | 価格 | 紫外線への強さ |
---|---|---|---|---|
フッ素塗料 | 高耐久・高防汚 | 15〜20年 | やや高価 | 非常に強い |
無機塗料 | 劣化しにくい無機成分を含む | 20〜25年 | 高価 | 非常に強い |
ラジカル制御型塗料 | 紫外線による劣化因子を制御 | 12〜15年 | やや高価 | 強い |
シリコン塗料 | コスパ良好・標準仕様 | 10〜13年 | やや安価 | 普通 |
ウレタン塗料 | 安価だが耐候性は低め | 7〜10年 | 安価 | 弱い |
紫外線の影響が強い岡山では、「フッ素塗料」や「無機塗料」「ラジカル制御型塗料」が長持ちで経済的な選択肢となります。
塗装工事のタイミングと注意点
紫外線対策に加え、梅雨入り前のタイミングを逃さないことも重要です。以下の表を参考に、計画的な塗装を心がけましょう。
時期 | おすすめの作業 | 理由 |
---|---|---|
3月〜5月 | 外壁塗装・屋根塗装 | 乾燥して塗料がよく密着。紫外線対策の先手を打てる。 |
6月〜7月 | 工事は避けたい | 梅雨で工期が伸びる可能性。塗膜不良のリスクも |
8月〜9月 | 高温注意 | 夏場の施工は熱による硬化不良の恐れがあるため慎重に |
10月〜11月 | 再びベストシーズン | 空気も乾燥し、天候も安定 |
また、施工会社の選定も重要です。岡山県内で外壁塗装・屋根塗装を検討する際は、地元の気候に詳しい専門店を選ぶことで、より適切な塗料や施工方法を提案してもらえるでしょう。
まとめ|紫外線対策は春がチャンス!塗装の先手で梅雨や雨漏りを防ぐ
春の紫外線は思っている以上に強く、外壁塗装や屋根塗装の劣化をじわじわと進行させます。特に「岡山」のような日差しの強いエリアでは、春のうちに紫外線対策としての塗装工事を行うことで、梅雨の雨漏りリスクを未然に防ぐことができます。
最後にもう一度、大切なポイントを整理しましょう。
春の紫外線は夏に匹敵する強さ。外壁や屋根の塗装に大きな影響を与える
チョーキングや色あせは、紫外線劣化の代表的な症状
フッ素塗料・無機塗料・ラジカル制御型塗料などの高耐候性塗料を選ぶのが重要
岡山での塗装は春がベストタイミング。梅雨前に工事完了を目指そう
春は気候が安定しており、外壁塗装・屋根塗装に最適な季節です。
しかし、紫外線の影響を軽視すると、せっかくの塗装が短命に終わってしまう可能性もあります。
岡山の気候を考慮した塗料選び、春に増加する紫外線への対策をしっかり行うことが、住まいを長持ちさせる秘訣です。
外壁や屋根の劣化が気になる方は、ぜひ岡山で実績のある専門業者にご相談ください。
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