木造住宅の耐震リフォームに使える補助金が増えました!
2025.04.17 (Thu) 更新
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(株)ミナンは 岡山市北区、南区、中区、東区、倉敷市、都窪郡、赤磐市 など岡山市を中心に高品質&低価格 な外壁塗装や屋根塗装を行っている 外装リフォーム専門店です。
外壁塗装や屋根塗装以外にも屋根塗装・屋根カバー工法・屋根葺き替え・防水工事・雨漏り修理 などをご提供しています。
岡山市内の方も岡山市外の方も、外装リフォームをご検討中でしたらぜひお問い合わせください!

こんにちは、アドバイザーの中野です。
この記事は私が監修いたしました。
「耐震診断」「耐震改修」についてまとめました!
岡山で戸建て住宅の外壁塗装・屋根塗装をお考えの皆さま、こんにちは。近年、地震への備えについてさまざまな報道がなされています。今後想定されている巨大地震で倒壊などのリスクが高いのは昭和56年(1981年)以前の基準で建てられた木造住宅とされています。皆さまのお家はいかがでしょうか? これにともなって現在、耐震化リフォームや「耐震診断」「耐震改修」などが注目されています。しかし、「費用が心配」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。この記事では、2025年に岡山市で実施される「木造住宅の耐震診断・耐震改修補助制度」について詳しくご紹介します。外壁塗装や屋根塗装と一緒に耐震リフォームを検討する方にも役立つ情報をお届けします。この記事を読むことで、補助制度の概要・対象者・対象工事・助成額・申請方法・相談窓口まで、しっかり把握できます。ぜひ最後までご覧ください!
1.「木造住宅耐震診断補助制度」とは?
岡山では、耐震性の向上を目的として、1981年以前に建てられた木造住宅を対象に、診断や改修に関わる費用の一部を補助する制度を実施しています。
戸建て住宅の外壁塗装や屋根塗装、外装リフォームを検討している方にとって、同時に耐震化も進められる絶好のチャンスです。
現在、南海トラフ巨大地震が起こると岡山市で最大震度6強が想定されるといわれています。倒壊のリスクが特に高いのは旧耐震の木造住宅。1981年5月31日を境に耐震基準が大きく変わり、これ以前は旧耐震、これ以降は新耐震です。耐震性を考えるなら地震に強い住宅にするために以下の流れに沿ってお家の診断と耐震改修の工事をしていく必要があります。
※岡山市「木造住宅耐震化のすすめ」パンフレットより引用
そこで私たちが利用できるのは「木造住宅耐震診断補助制度」です。この制度は、岡山市が目指す「地震に強く安心して暮らせるまちづくり」の一環として実施されています。旧耐震基準で建てられた木造住宅(在来軸組構法など)を対象に、「耐震診断」や「耐震改修」にかかる費用の一部を市が補助します。市民の皆さまの地震対策を後押しするとともに、耐震の大切さを広く知っていただくことも目的とした制度です。
2. 募集期間
2025年4月14日(月)から2025年10月31日(金)まで申し込みを受け付けています(先着順)。ただし、予算がなくなり次第、受付は終了となります。なお、「耐震診断」と「補強計画」を同時に申請する場合は、2025年8月15日(金)までが締切です。いずれの申請も、2025年度内(2026年3月末まで)に事業が完了することが条件となっています。
3. 対象となる木造住宅と条件
以下の条件を満たす岡山市内在住の方が対象です:
・1981年5月31日以前に建てられた木造戸建住宅の所有者
・自ら居住していること
・市税に未納がないこと
補助を受けられる住宅は、次のすべての条件にあてはまる木造住宅です:
岡山市内にあること
一戸建ての住宅であること(お店などと併用している場合は、店舗部分の床面積が建物全体の半分未満であれば対象になります)
1981年5月31日以前に建築工事に着工されていること(旧耐震基準の住宅)
構造が、以下の特殊な工法で建てられていない木造住宅であること
・丸太組工法(ログハウスなど)
・旧建築基準法第38条による認定工法地上2階建て以下であること
4.耐震診断にかかる費用と補助について
耐震診断の費用は、通常1棟あたり90,000円ですが、そのうち80,000円が補助されるため、自己負担は10,000円です。
ただし、住宅の延べ床面積が200㎡を超える場合は、診断費用が100,000円となり、補助は88,000円です。
自己負担額は以下の通りです:
200㎡超~300㎡以下:12,000円
300㎡超の場合:100㎡増えるごとに、2,000円ずつ加算
5.耐震診断の申し込みについて
岡山市建築指導課・建築安全推進係へご相談ください。添付書類を添えて、補助金交付申請書を提出してください。
【都市整備局住宅・建築部建築指導課 建築安全推進係】
所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]
電話: 086-803-1445 ファクス: 086-803-1730
6. 「木造住宅耐震改修補助制度」とは?
「耐震改修補助制度」は、住宅の倒壊リスクを減らし、災害時の安全を確保することを目的としています。外壁塗装・屋根塗装のような外装工事とセットで行うことにより、見た目も耐久性も向上させることが可能です。
耐震診断の結果、「耐震性がない(上部構造評点が1.0未満)」と判断された場合は、次のステップとして「補強計画」を立てます。
この補強計画は、人に例えると「処方せん」のようなもので、住宅のどこを、どうやって補強すればいいかをまとめたプランです。
木造住宅の耐震診断員が、その家に合った補強方法を考え、具体的な提案をしてくれます。補強計画に基づく耐震改修工事に要する費用の一部を補助します。
7. 募集期間
※耐震診断と同様
2025年4月14日(月)から2025年10月31日(金)まで申し込みを受け付けています(先着順)。ただし、予算がなくなり次第、受付は終了となります。なお、「耐震診断」と「補強計画」を同時に申請する場合は、2025年8月15日(金)までが締切です。いずれの申請も、2025年度内(2026年3月末まで)に事業が完了することが条件となっています。
8. 対象となる木造住宅
「耐震改修補助制度」の補助を申請できる方は、以下の条件を満たす岡山市内在住の方が対象です:
- 当該住宅の所有者であること。
- 市税をすべて完納していること。
- 暴力団関係者でないこと。
補助を受けられる住宅は、次のすべての条件にあてはまる木造住宅です:
- 岡山市内に存するもの
- 一戸建ての住宅(店舗等の用途を兼ねるもの(ただし,店舗等の用に供する部分の床面積が延べ床面積の2分の1未満のものに限る。)を含む。)
- 1981年5月31日以前に建築の工事に着工したもの
- 構造が次に掲げる工法以外の木造であるも
(イ)丸太組工法
(ロ)建築基準法(旧)第38条の規定に基づく認定工法 - 地上階数が2以下のもの
- 岡山県木造住宅耐震診断マニュアルに則って耐震診断、補強計画を行ったもの
- 耐震診断の結果、倒壊の危険性があると判定されたもの
- 改修工事の後、耐震基準が「一応倒壊しない」(上部構造評点が1以上)となるもの
- 年度内に耐震改修工事が完了するもの(過去の耐震改修工事(工事中を含む)は補助の対象となりません。)
※耐震シェルター、防災ベッド設置については補強計画は必要はありません。
9. 助成額と助成率
耐震改修補助については、全体改修の場合、上限額1,000,000円として補助率が4/5。部分改修の場合、一般世帯は上限額200,000円、高齢者等世帯は上限額400,000円として補助率が1/2となっています。
※上記の表は岡山市公式ホームページより引用
10. ご相談や申込みについて
この制度についての相談や診断の申し込みなどは、岡山市建築指導課・建築安全推進係で受付しています。
【都市整備局住宅・建築部建築指導課 建築安全推進係】
所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]
電話: 086-803-1445 ファクス: 086-803-1730
補強計画に基づいて、耐震改修工事に関する見積書の作成を工務店などに御相談ください。その後、添付書類を添えて補助金交付申請書を提出してください。補助要件や見積書を審査した後、交付決定を通知します。申請をいただいて交付決定するまでに3週間程度かかりますので、あらかじめご了承ください。
11. まとめ
2025年の岡山市における木造住宅の耐震診断・耐震改修補助制度は、外壁塗装や屋根塗装を検討中の方にとって、大きなメリットがあります。
対象住宅の条件や補助額、対象工事などをよく確認し、制度を活用して安心・安全な住まいづくりを実現しましょう。
補助制度を活用することで、見た目の美しさだけでなく、住宅の耐震性・長寿命化にもつながります。
戸建て住宅の外壁塗装や屋根塗装を検討している方は、ぜひ補助金制度とあわせて、計画的にリフォームを進めてみてください。
塗人では、岡山でお客様にピッタリの塗装プランを提案しています。
岡山の外壁塗装、屋根塗装、防水工事はミナンにお任せください!!
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