外壁の汚れが目立つ?簡単にできるお手入れ方法
2025.03.31 (Mon) 更新
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外壁の汚れが目立つ?簡単にできるお手入れ方法
こんにちは!外壁塗装を検討されている方の中には、「最近、外壁の汚れが目立つ…」「できるだけ簡単にお手入れしたい」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
外壁は雨風や紫外線にさらされるため、時間とともに汚れが蓄積します。特に、岡山市のような気候では、湿気や排気ガスの影響でカビや黒ずみが発生しやすい環境です。とはいえ、外壁の汚れを放置すると、見た目が悪くなるだけでなく、塗装の劣化が進み、将来的な補修費用がかさんでしまうことも…。
そこで本記事では、外壁の汚れが目立つ原因と、誰でも簡単にできるお手入れ方法について詳しく解説します!さらに、外壁を長持ちさせるための予防策も紹介するので、「できるだけきれいな状態を維持したい!」という方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
1. 外壁の汚れが目立つ原因
外壁の汚れは、単なる経年劣化ではなく、外壁の素材や住環境の影響によっても大きく異なります。なぜ外壁が汚れやすいのかを知ることで、適切なお手入れ方法を選ぶことができ、外壁の美観を長く保つことが可能です。ここでは、外壁の素材と汚れの関係、そして立地条件や環境が外壁の汚れに与える影響について詳しく解説します。
1-1. 外壁の素材と汚れの関係
外壁の素材によって、汚れのつきやすさや落としやすさは異なります。それぞれの特徴を知ることで、お手入れの際に役立てることができます。
■ サイディング(窯業系・金属系)
窯業系サイディングは日本の住宅で最も普及している外壁材ですが、表面がざらついているためホコリやコケが付着しやすく、特に北側や日陰の部分は汚れが目立ちます。防水塗装が劣化すると水分を含みやすくなり、カビや藻の発生が加速することもあります。
金属系サイディングは比較的汚れがつきにくいものの、雨だれによる黒ずみやサビが発生することがあります。特に沿岸部では塩害による腐食も注意が必要です。
■ モルタル壁
モルタル壁は通気性が高く、ひび割れが発生しやすいのが特徴です。クラック(ひび割れ)が入るとそこに汚れが溜まり、雨水がしみ込むことでカビやコケが発生しやすくなります。また、表面がざらついているため、ホコリや排気ガスの汚れが付着しやすい点にも注意が必要です。
■ タイル外壁
タイル自体は汚れが付きにくく耐久性も高いですが、目地部分には汚れが溜まりやすい傾向があります。特に目地のコーキング材が劣化すると、防水性が低下し、そこから水分を含んでカビや藻が発生しやすくなります。
■ ALC(軽量気泡コンクリート)
ALCは多孔質構造のため、水分を吸収しやすく、コケやカビが生えやすい素材です。定期的に防水塗装を施さないと、表面に汚れが定着しやすくなるため、メンテナンスが重要になります。
このように、外壁の種類によって汚れの原因やつきやすさが異なります。それぞれの特徴を理解した上で、適切なお手入れ方法を選びましょう。
1-2. 立地条件と環境の影響
外壁の汚れは、家の立地や周辺環境によっても大きく左右されます。どのような環境が外壁の汚れを加速させるのかを知っておくことで、予防策を立てやすくなります。
■ 都市部・幹線道路沿い
都市部や交通量の多い幹線道路沿いでは、排気ガスや粉じんによる黒ずみ汚れが目立ちやすくなります。特に、排気ガスには油分が含まれているため、雨と混ざると落ちにくい汚れになり、こまめな清掃が必要です。
■ 海沿いの地域
海沿いの住宅では、塩害が大きな問題となります。海風に含まれる塩分が外壁に付着すると、塗装の劣化が早まり、サビや変色の原因になります。特に金属系の外壁材は影響を受けやすいため、防錆塗装や定期的な水洗いが推奨されます。
■ 山間部・森林近く
山や森林に近い住宅では、湿気が多く、カビやコケが発生しやすい環境です。特に日当たりの悪い北側の壁や、風通しの悪い場所では、コケや藻が繁殖しやすく、外壁の劣化を早める原因となります。
■ 住宅密集地
住宅密集地では、風通しが悪く湿気がこもりやすいため、カビや藻の発生リスクが高くなります。また、近隣の家との距離が近いことで、洗車時の水はねや料理の煙が外壁に付着しやすく、汚れの原因となることもあります。
■ 日当たりと方角の影響
外壁の汚れは、方角によっても異なります。
北側:湿気がこもりやすく、カビやコケが生えやすい。
南側:日当たりが良く、紫外線による塗装の劣化が進みやすい。
東側:朝日が当たるため乾きやすく、比較的汚れにくい。
西側:夕日が当たるため温度変化が大きく、塗装のひび割れが発生しやすい。
このように、外壁の汚れは立地や周辺環境によっても大きく異なります。自宅の環境に合わせたお手入れを行うことで、外壁をより長く美しく保つことができるでしょう。
2. 外壁の汚れを防ぐための対策
外壁の汚れは時間とともに蓄積し、放置すると落としにくくなるだけでなく、塗装の劣化を早める原因にもなります。しかし、日頃から適切な対策を講じることで、汚れの付着を最小限に抑え、美しい外観を長期間維持することが可能です。ここでは、外壁をきれいに保つための具体的な対策について解説します。
2-1. 定期的なメンテナンスの重要性
外壁の美観を長く維持するためには、定期的な点検と清掃が不可欠です。軽い汚れのうちに対処することで、頑固な汚れや劣化を防ぐことができます。
■ 外壁の点検ポイント
外壁の状態を定期的にチェックし、早めに対処することでメンテナンスのコストを抑えることができます。以下のような点に注意して観察しましょう。
汚れの付着状況(ホコリ、黒ずみ、雨だれなど)
カビやコケの発生(特に北側や日陰部分)
ひび割れや剥がれ(塗装や目地の劣化)
シーリング(コーキング)の劣化(亀裂や剥がれ)
特に、ひび割れやコーキングの劣化を放置すると、そこから雨水が浸入し、建物の構造自体にダメージを与える可能性があるため、早めの補修が重要です。
■ 外壁の清掃方法
汚れが軽いうちに定期的な清掃を行うことで、美観を維持できます。
水洗い:ホースを使って水で軽く洗い流す(年に1~2回推奨)。
中性洗剤を使用:軽い汚れには中性洗剤を薄めた水をスポンジや柔らかいブラシでこすり、優しく洗い流す。
高圧洗浄機の活用:強くこびりついた汚れには高圧洗浄機を使用。ただし、塗装が劣化している場合はダメージを与える可能性があるため注意。
清掃の適切なタイミングとして、春や秋の気温が安定している時期がおすすめです。夏場は暑さで汚れが乾燥しやすく、冬場は水が凍結する可能性があるため、作業の負担が増えることがあります。
2-2. 防汚塗料の活用
外壁の汚れを防ぐには、防汚機能を備えた塗料を使用することも有効です。近年では、汚れを付きにくくする塗料が開発されており、外壁のメンテナンス頻度を減らすことが可能です。
■ 防汚塗料の種類と特徴
以下のような防汚塗料を選ぶことで、汚れの付着を軽減できます。
低汚染塗料
親水性の高い塗膜を形成し、雨水が汚れを洗い流してくれる。
例:フッ素塗料、シリコン塗料、光触媒塗料
光触媒塗料
太陽光(紫外線)によって汚れを分解し、雨で自然に洗い流す効果がある。
特に都市部や交通量の多い場所に適している。
防カビ・防藻塗料
カビや藻の発生を抑える成分が含まれており、湿気の多い地域に最適。
例:防藻・防カビ剤配合のシリコン塗料、フッ素塗料
■ 防汚塗料のメリット
外壁の汚れがつきにくくなるため、清掃頻度が減る
塗膜の耐久性が高く、長期間メンテナンス不要
カビ・藻・排気ガス汚れを防ぎ、美観を維持
ただし、防汚塗料を使用しても経年劣化は避けられないため、10~15年を目安に再塗装が必要になります。塗料の性能を長持ちさせるためにも、定期的な点検と適切なメンテナンスを心がけましょう。
3. 簡単にできる外壁のお手入れ方法
外壁は日々の風雨や紫外線、排気ガスなどの影響を受けて汚れが蓄積していきます。しかし、定期的に簡単な清掃を行うことで、外壁の美観を維持し、劣化を防ぐことが可能です。特別な技術がなくても、自宅でできる外壁のお手入れ方法をご紹介します。
3-1. 高圧洗浄の方法と注意点
高圧洗浄機を使用すると、外壁にこびりついた汚れを効率的に落とすことができます。 特にホコリや排気ガスの汚れ、コケ・カビなどが目立つ場合には効果的です。しかし、誤った方法で行うと外壁を傷める原因にもなるため、注意が必要です。
■ 高圧洗浄の手順
① 準備
洗浄機の水圧を調整できるタイプを使用する。
窓や換気口など、水が入り込む場所を養生(ビニールシートなどで保護)する。
作業中は防水の服装・ゴーグル・手袋を着用する。
② 水圧を調整する
サイディングやモルタル外壁の場合:中程度の圧力(100~120気圧)で洗浄する。
劣化した塗装やひび割れがある場合:低めの圧力(70~90気圧)に調整し、ダメージを抑える。
タイル外壁の場合:比較的高い圧力(120~150気圧)でも問題ないが、目地部分は慎重に洗浄する。
③ 洗浄の方向
水は上から下へ向かって当てることで、汚れが下へ流れやすくなる。
一点に強く当てるのではなく、左右にゆっくり動かしながら満遍なく洗う。
④ 仕上げ
洗浄後は外壁の状態を確認し、汚れが落ちていない部分があれば、優しくスポンジでこすり落とす。
必要に応じて、乾燥後に防汚スプレーなどを塗布するのも効果的。
■ 高圧洗浄の注意点
⚠ 水圧が強すぎると、塗膜が剥がれたり、外壁が傷つく恐れがあるため、適切な圧力を設定する。
⚠ ひび割れがある場合は、高圧洗浄を控える(水が内部に浸透し、劣化を進行させる原因になる)。
⚠ 電気設備や給湯器周りには直接水をかけない(感電や機器の故障につながる恐れあり)。
⚠ 冬場の洗浄は注意(水が凍結し、外壁や周辺環境に悪影響を与える可能性がある)。
高圧洗浄は1~2年に1回程度の頻度で行うのが理想的です。劣化が進んでいる場合は、業者に相談してから実施すると安心です。
3-2. 自分でできる掃除方法
外壁の清掃は高圧洗浄機を使わなくても、簡単な道具を使って手軽に行うことができます。特に汚れが軽いうちにこまめに掃除することで、美観を長持ちさせることができます。
■ 用意する道具
ホースと水道(基本的な水洗いに使用)
中性洗剤(食器用洗剤を薄めたものでも可)
スポンジまたは柔らかいブラシ(傷をつけにくい素材のものを使用)
バケツ(洗剤を薄める際に使用)
ゴム手袋(手荒れを防ぐため)
■ 掃除の手順
① ホースで軽く水をかける
最初に水で表面のホコリや軽い汚れを落とすことで、洗剤を使用する際の効果を高める。
なるべく上から下に向かって流すと効率が良い。
② 洗剤を薄めて塗布する
バケツに水を入れ、中性洗剤を適量混ぜる。
スポンジや柔らかいブラシに洗剤を含ませ、円を描くように優しくこする。
頑固な汚れには、洗剤を数分置いてなじませてから洗うと効果的。
③ 水でしっかり洗い流す
洗剤が残ると汚れが付着しやすくなるため、ホースでしっかりと流す。
④ 乾燥させる
水分が残るとカビの原因になるため、晴れた日に作業を行い、自然乾燥させる。
■ 掃除のポイントと注意点
✅ 頑固な汚れにはメラミンスポンジが効果的(ただし、強くこすりすぎると塗装を傷めるため注意)。
✅ カビや藻が発生している場合は、カビ取り剤を薄めて使用(塩素系漂白剤は色落ちの原因になるため注意)。
✅ 金属ブラシや研磨剤入りのスポンジは避ける(塗膜を傷つける恐れがある)。
✅ 強い洗剤を使用する場合は、目立たない場所で試してから使用(変色のリスクを防ぐため)。
4. まとめ
外壁の汚れは日頃のこまめな掃除と、適切な清掃方法を実践することで軽減できます。高圧洗浄を行う際は、水圧に注意しながら慎重に作業し、自分で掃除する場合は優しく丁寧に行うことがポイントです。定期的にお手入れすることで、外壁の美しさを長期間保ち、耐久性を向上させることができます。
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