外壁塗装の際、漆喰ってどうするの?
2024.10.11 (Fri) 更新
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こんにちは、アドバイザーの中野です。
この記事は私が監修いたしました。
漆喰壁の塗装についてまとめています!
漆喰の外壁塗装の特徴と注意点
外壁塗装を検討している方の中には「漆喰の外壁ってどうやって塗装するの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
漆喰は伝統的な素材であり、他の外壁材とは異なる特徴があります。
この記事では、漆喰の外壁がどういったものか、そしてその塗装方法について解説します。
ぜひ最後まで読んでみてください!
1. そもそも漆喰の外壁とは?
漆喰の外壁は、石灰を主成分とする自然素材で、日本の伝統的な建築に用いられてきました。
日本の古民家や寺社、城郭などで長く使われてきた素材で、自然素材としての特性があります。
例えば、倉敷市の美観地区にある伝統的な白壁の蔵には漆喰が使われています。
白く美しい外観が特徴であり、日本の伝統的な建築様式を象徴していますよね。
これらの蔵は、耐久性や防火性を重視した作りで、漆喰が持つ優れた調湿性も、この地域の気候に適しています。
漆喰の外壁は、和風の日本家屋にも、現代のモダンなデザインの建物にもマッチします。
最近は天然素材が見直されているということもあり、おしゃれな漆喰壁にリノベーションする方も増えているようですよ!
2. 漆喰の外壁を塗装する際の工程
2-1. 漆喰外壁の特性
漆喰は、通気性や調湿性が高く、室内の湿度を自然に調整する機能を持っています。
また、防火性にも優れているため、安全性の面でも高評価を得ています。
しかし、長年の使用によって、ひび割れや汚れが発生することがありますので、定期的なメンテナンスが必要です。
2-2. 塗装工程の具体例
漆喰の外壁に適した塗装方法には、一般的に「手塗り」が推奨されます。
漆喰は凹凸があるため、ローラーやブラシを使用することで細かい部分までしっかりと塗装できます。
また、漆喰の持つ自然な風合いを生かすためには、塗料の重ね塗りが効果的です。
2〜3回の塗り重ねを行うことで、色ムラを防ぎ、均一な仕上がりを実現できます。
さらに、漆喰に適した塗料としては、通気性の高いシリコン系やフッ素系の塗料が選ばれます。
これらの塗料は、防水性と通気性を両立しており、漆喰の特性を生かしつつ、長期間美しい外観を保つことができます。
3. 漆喰の外壁を塗装する際の注意点
漆喰の外壁を塗装する際には、いくつかの注意点があります。
まず、漆喰は呼吸する素材であるため、塗料の選定において通気性が非常に重要です。
通気性の低い塗料を使用すると、漆喰の持つ調湿機能が損なわれ、カビや藻の発生リスクが高まる可能性があります。
3-1. 通気性と塗料の選び方3. 漆喰の外壁を塗装する際の注意点
通気性を確保するためには、シリコン系やフッ素系塗料が最適です。
これらの塗料は、漆喰の特徴を生かしつつ、外壁の防水性を向上させる効果があります。
また、塗料を選ぶ際には、漆喰専用の塗料を選ぶことも大切です。
一般的な塗料では、漆喰の外壁に適さない場合がありますので、専門家のアドバイスを受けながら最適な塗料を選びましょう。
3-2. 塗装後のメンテナンス
漆喰の外壁は定期的なメンテナンスが必要です。
漆喰自体が長持ちする素材ですが、塗装が剥がれたりひび割れが生じることがあるため、定期的に状態を確認し、必要に応じて補修を行うことが大切です。
特に、雨風の影響を受けやすい箇所は、早めの対応が必要です。
4. まとめ
漆喰の外壁は、伝統的な素材でありながら、現代の住宅にも取り入れられる魅力的な選択肢です。
その自然な風合いと高い耐久性は、他の外壁材にはない独特の美しさを提供します。
しかし、漆喰の外壁を美しく保つためには、適切な塗装方法や定期的なメンテナンスが欠かせません。
漆喰の外壁塗装を検討されている方は、ぜひ専門業者に相談し、最適な塗装プランを選んでください。
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