外壁塗装でよく聞く言葉、「塗膜」って何?|岡山 外装リフォーム専門店 (株)ミナン
2024.09.23 (Mon) 更新
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こんにちは、アドバイザーの山田です。
この記事は私が監修いたしました。
外壁塗装をご検討の際によく聞く言葉「塗膜」についてご覧くださいね!
塗膜って何?
「塗膜っていったいどういうもの?」「重要なものなの?」といった疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
塗膜がどのような働きをし、どれほど重要な役割を果たしているかを知っていると、塗装のタイミングや適切なメンテナンスを決定する際に役立ちます。
今回は、塗膜の基本から、その劣化の原因、そして劣化のサインと対策までを解説します。
ぜひ最後までお読みください。
1. 塗膜とは?
塗膜とは、塗料が外壁や屋根の表面に塗られ、乾燥して固まった層のことを指します。
外壁塗装の際に使用される塗料は、液体状の状態で外壁に塗布され、その後、乾燥して固まることで塗膜が形成されます。
この塗膜が外壁を外部環境から保護し、建物全体の寿命を延ばす役割を果たします。
塗膜は建物の美観を保つだけでなく、外部からのダメージを防ぎ、建物の構造を保護するため、非常に重要な存在です。
塗膜の厚さや耐久性は、使用する塗料の種類や施工方法によって異なります。
高品質な塗料を使用し、適切な厚さの塗膜を形成することで、長期間にわたって外壁を保護することができます。
一方で、塗膜が薄すぎたり、劣化してしまうと、外壁の耐久性が低下し、雨水の侵入や劣化を招く原因となります。
1-1. 塗膜の役割
塗膜の最も重要な役割は、外壁や屋根を自然環境から保護することです。
具体的には、以下のような役割を果たしています。
- 防水機能: 塗膜は外壁に直接雨水が浸入するのを防ぎます。特に、雨の多い地域や湿気の多い場所では、塗膜の防水機能が建物の耐久性を保つために非常に重要です。
- 耐候性: 紫外線や風雨、気温の変化といった外的要因から建物を守ります。これにより、外壁や屋根が劣化するスピードを遅らせ、建物の寿命を延ばす効果があります。
- 断熱・遮熱効果: 一部の塗膜には、断熱効果や遮熱効果があるものもあり、夏は外壁材や屋根材の表面温度を下げ、冬は保温効果を高める役割を果たすことがあります。
- 美観維持: 塗膜は建物の外観を美しく保つ役割もあります。外壁塗装を行うことで、汚れや退色が目立たなくなり、見た目がきれいに保たれます。
1-2. 塗膜の種類
塗膜にはさまざまな種類があります。
それぞれの塗膜は、使用する塗料の成分や特性に基づいて分類されます。
代表的な塗膜の種類を以下に紹介します。
- アクリル塗膜: アクリル系塗料から作られる塗膜は、比較的安価で柔軟性がありますが、耐久性が低いため、頻繁な再塗装が必要です。
- シリコン塗膜: シリコン系塗料から作られる塗膜は、耐候性が高く、コストパフォーマンスに優れています。外壁塗装で最も多く使用される塗料の一つです。
- フッ素塗膜: フッ素系塗料は、耐久性が非常に高く、長期間メンテナンスフリーで使用できるため、特に高級住宅や商業ビルなどで使用されることが多いです。
- 遮熱塗膜: 遮熱塗料を使用した塗膜は、建物の外壁材や屋根材の表面温度を下げる効果があり、工場などの鋼板を使用した大規模物件の場合、夏場の室内温度上昇を抑えることができます。
2. 塗膜の劣化とその原因
どんなに高品質な塗膜でも、時間が経つと劣化してしまいます。
塗膜の劣化が進むと、外壁の防水機能が低下し、ひび割れや剥がれ、色褪せなどの現象が起こります。
塗膜の劣化を防ぐためには、劣化の原因を理解し、定期的なメンテナンスを行うことが重要です。
2-1. 紫外線と塗膜劣化の関係
塗膜の劣化の主な原因は、紫外線です。
特に直射日光が当たる部分の塗膜は、紫外線によって化学変化が起こり、劣化が進みやすくなります。
これを光劣化と呼びます。
光劣化が進行すると、塗膜が硬化し、ひび割れや剥がれが発生することがあります。
特に、南向きの外壁や屋根は紫外線の影響を受けやすいため、定期的な点検や再塗装が必要です。
2-2. その他の劣化要因
紫外線以外にも、塗膜の劣化にはさまざまな要因が関与しています。
例えば、雨水や湿気、凍結と融解を繰り返すことによる膨張と収縮が塗膜にストレスを与え、ひび割れや剥がれを引き起こします。
また、排気ガスや大気中の汚染物質も塗膜にダメージを与える原因となります。
3. 塗膜劣化のサインと対策
3-1. チョーキング現象とは?
塗膜の劣化が進行すると、表面に白い粉が付着する「チョーキング現象」が起こります。
これは、塗膜の中の樹脂が劣化し、粉状になって表面に現れる現象です。
チョーキング現象が見られた場合は、塗膜の防水機能が低下しているサインですので、早めに再塗装を検討する必要があります。
3-2. 塗膜劣化を防ぐ方法
塗膜の劣化を防ぐためには、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。
特に、外壁や屋根の状態を定期的にチェックし、劣化のサインが見られた場合には、早めに対策を取ることが重要です。
また、塗料選びも重要なポイントです。
耐候性の高い塗料や、遮熱効果のある塗料を選ぶことで、塗膜の寿命を延ばすことができます。
4. まとめ
塗膜は、外壁塗装において非常に重要な役割を果たしており、建物を自然環境から守るための一番の防御線だということがお分かりいただけたでしょうか。
塗膜が適切に機能することで、建物の寿命を延ばし、美観を保つことができます。
この基礎知識を覚えておくと外装リフォームを検討する時に役立つでしょう!
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