塗装の保証書って何?保証の内容や期間はどうなっているの?なんちゃって保証書!?逆効果保証書!?
2016.04.15 (Fri) 更新
住まいの塗替え専門店 ㈲御南塗装工業の平松です。
今回は分かりにくい塗装工事品質の中でも、
気になる塗装工事の保証書についてです。
最近は、リフォームでも塗装でも保証書をつけてくれる業者が増えましたよね。
インターネットでも謳い文句として
「○○年保証!」とアピールしている所も増えてきました。
弊社も塗装工事を施工されたお客様にはプラン別、
部位別にて保証書をお付けしています。
しかし、保証内容や期間もそれぞれの会社で異なると思いますが、
先ず保証の内容や意味が分かりにくい!
簡単に言うと!
どんな時にどんなことをしてくれるのかということです!
保証内容や期間に関しては、
必ず業者選定の段階で精査する事が重要です。
確認する内容としては保証期間も重要ですが、
具体的な不具合事例や実際保証対象になった事案や
対象にならなかった事案を確認する事も大切です。
弊社の場合の保証書内容を一部抜粋しますと、
保証は、施工してから3年、5年、10年と塗料により期間が異なります。
(無料メンテナンスは3年、7年、10年です。 2024年1月時点)
保証対象は施工した部位により内容や期間も異なります。
大まかに分類すると、
屋根、外壁、防水、付帯部分等になります。
内容としては、
塗料の品質不良や工事による不具合に起因する塗膜剥離や変退色、漏水等が対象となっています。
経年劣化や、自然災害など不可抗力による塗膜の剥離や変退色、
コケの繁殖や 下地からのひび割れは保証対象外となっておりますのでご注意ください。
保証内容については建物診断及び、施工仕様により異なりますが、
状態によっては 保証が付けれない案件や
塗料メーカー連名での保証付きとなるプランもあります。
弊社では、保証の有無にかかわらず、
工事をして頂いた全てのお客様へ 定期点検を行うようにしています。
なぜかというと、お客様自身が日頃、外壁や屋根をそんなに見ていないからです。
高所で見えない部分もありますし、プロの観点とはまた違いますので、
不具合に気づいていないケースも多くあります。
私たちとしても実際に塗った塗料や工法が何年後、どんな風に劣化していくのか?
という経過観察を行い、
実際の塗料選定や、工法選定に役立てています。
塗装の保証で特に注意が必要なのは、
契約欲しさに長期保証を付け、
実際不具合等が生じた場合には、
「下地からの影響なので保証対象外となります」と、
逃げるような態度や、
確認に来ない、確認に来てもそれから連絡が無い、など、
なかなか対応しない業者、
さらに酷い業者では、連絡が付かない、倒産した、もう事業を辞めた、 などのケースも挙げられています。
本来保証書というのは事前の安心材料になるものであり、
実際、施工不良等での不具合が起きた時の保険(無償修理や補修) にならないと意味が無いのではないでしょうか?
上記のような一部の悪質な業者に係ると
保証書を逆に逃げの手段に使う場合もある為、
保証書の具体的な内容等は
事前によく確認し、業者選定の対象にもしてみてください。
「塗装工事は終わってからが本当のお付き合い」
保証書がある、無いに関わらず、何でも気軽に相談出来る、
というのは、とても大切なことだと思います。
一度いただいた貴重な「ご縁」を大切に、
末永くお客様とお付き合いを深めていけることが何よりと考えています。
塗装業者選びは価格も重要ですが、一番見えにくい「品質」を比較する事が重要です!
私たちの情報発信が一般消費者の方に少しでもお役に立てれば幸いです(^^)
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