屋根塗装したら雨漏りが!vol.2 タスペーサーって?
2016.05.31 (Tue) 更新
岡山の雨漏り診断もおまかせ
㈲御南塗装工業の平松です。
さてさて、前回は屋根の構造となぜ雨漏りが起きるのか
その発端を少しご紹介しました。
屋根塗装をして雨漏りが起きる原因は、
屋根材の隙間が塗膜で塞がれていることが原因と言われています。
イラストで解説します。
横から屋根を見ると、屋根材が上下に重なって葺かれていますよね。この上下には水の出口と
なるために3ミリ程度の隙間をあけておかないといけないのです。
この隙間が塗料によって塞がれてしまうと、伝った雨水などが
出口がないため、外に排出されず、どんどん中に溜まって染みこんでいってしまう
のです!!こうなってしまうと中の木材などを腐らせてしまう原因になってしまいます。
また、湿気などの排出もされないので、どんどん内部が弱くなり、
家の躯体を腐らせる、最悪の事態にもなりかねません!
そういった不具合を事前に防止する小さな巨人が、この
タスペーサー
なのです!
この隙間を作ることを「縁切り」と言います。
タスペーサーが主流になってくる前はカッターナイフや皮スキといった
工具を使って手でバリバリと削っていました。
ただこの作業、塗膜剥離の原因になったり、削ってもまた塗料同志がくっついて
しまうということも起きていました。
また、作業も1日がかりで行わないといけないなど、手間と時間もかかっていて、中には
「面倒くさいし、見えないとこだし、やらない!」
という業者さんもいたようなのですね。
(こういう業者が少しでもいると、業界全体の不信感につながります(●`ε´●))
でもこの作業を怠ると家全体がダメになってしまうかもしれないという大きなことにつながりかねません!
このタスペーサーが主流になってきてからは、作業も2~3時間で行えるようになったようで、
効率もよくなっています。また確実に縁切りできるのも嬉しいですね。
こういう目に見えないところが非常に重要なのです!!
スレート瓦(コロニアル、カラーベスト等)の屋根塗装をする際は、
国土交通省も推奨している屋根塗装時の通気工法、縁切りタスペーサー
詳しい資料請求や具体的な価格等のご説明は、
お気軽に下記フリーコールまでお問い合わせください(^^)
お客様が見えない部分こそまごころ込めて(#^.^#)
㈲御南塗装工業
☎0120-957-951