花粉・黄砂で外壁が汚れる?高圧洗浄の重要性を解説
2025.04.30 (Wed) 更新
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こんにちは、アドバイザーの中野です。
この記事は私が監修いたしました。
花粉対策についてまとめました!
こんにちは!今年は花粉症に悩まされている方が多いのではないでしょうか。なんと中国地方では昨年の4倍以上の花粉が飛散しているといわれています。そこで!戸建て住宅の外壁塗装や屋根塗装をお考えの皆さま、日頃のお手入れにお困りではないでしょうか?実は外壁や屋根は、花粉や黄砂といった自然現象によって驚くほど汚れてしまうことがあります。この記事では、「花粉・黄砂で外壁が汚れる?高圧洗浄の重要性」をテーマに、汚れの原因から、効果的な対策まで詳しく解説していきます。この記事を読むと、花粉や黄砂による外壁汚れのメカニズム、高圧洗浄の重要性、外壁塗装・屋根塗装のタイミングが分かるようになります。
岡山市で外壁塗装・屋根塗装を検討している方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
1. 花粉・黄砂が外壁に与える影響
岡山のように自然が豊かな地域では、春先から初夏にかけて花粉や黄砂の飛散が多く見られます。これらの自然現象は、住宅の外壁や屋根に思わぬダメージや汚れを引き起こす原因となります。外壁塗装や屋根塗装を検討する際、花粉や黄砂の影響を理解しておくことは非常に重要です。美観を損ねるだけでなく、外壁材そのものの劣化を早めてしまうこともあるため、定期的な点検やメンテナンスが必要不可欠です。
1-1. 花粉による外壁の汚れとは?
春になるとスギやヒノキなどの花粉が大量に飛散し、住宅の外壁や屋根に付着します。特に岡山では山林が多いため、花粉の影響を受けやすい地域といえます。乾燥しているときは目立たない花粉も、雨に濡れることで外壁にこびりつき、茶色や黄土色の筋状の汚れとして残ります。
この汚れは一度定着すると、水だけでは落ちにくくなり、時間の経過とともにシミのように残ってしまいます。また、外壁塗装の塗膜が劣化している場合、花粉が表面の微細なひび割れに入り込み、そこに湿気が加わるとカビや苔の発生を促す原因となることもあります。特に目地や凹凸部分には花粉がたまりやすく、雨だれと混ざって汚れが拡がるケースが多く見られます。
花粉の季節は、外壁や屋根の劣化を促進する要因のひとつとして注意が必要です。外壁塗装を検討する際には、こうした自然汚染への対策も視野に入れることが重要です。
1-2. 黄砂による外壁の汚れとは?
黄砂は中国大陸の砂漠地帯から飛んでくる微細な砂粒で、春から初夏にかけて岡山エリアでも頻繁に観測されます。単なる砂ではなく、大気中の汚染物質や排気ガスなどを吸着して飛来するため、外壁や屋根にとっては非常に厄介な存在です。
黄砂が外壁に付着すると、うっすらと黄色っぽい膜のような汚れが発生し、美観を大きく損ねます。また、雨と一緒に流れ落ちると、筋状の汚れが外壁に残りやすく、洗浄しても完全には落としきれない場合があります。さらに、黄砂は粒子が非常に細かいため、塗膜の隙間や劣化部分に入り込みやすく、塗装の耐久性を低下させる原因にもなります。
また、黄砂は酸性雨と反応することで、外壁の表面に化学変化をもたらし、変色やざらつき、さらには腐食などを引き起こすこともあります。特に表面が劣化している外壁では、黄砂の影響を受けやすいため、塗り替えのタイミングや洗浄の必要性が高まります。
花粉と同様に、黄砂の飛来シーズンは外壁塗装や屋根塗装の検討に最適な時期のひとつです。こうした外的要因から住まいを守るためにも、定期的な点検と高圧洗浄、そして必要に応じた再塗装が欠かせません。
2. 高圧洗浄の重要性とは?
外壁塗装を行う際、高圧洗浄は絶対に欠かせない工程です。表面に付着した汚れや古い塗膜をしっかり取り除くことで、新たな塗料の密着力を高め、仕上がりの美しさと耐久性を向上させます。高圧洗浄は単なる「見た目をきれいにする作業」ではなく、外壁塗装を長持ちさせるための大切な下地処理の一環なのです。
特に岡山のように、花粉や黄砂、さらには排気ガスやカビが付着しやすい地域では、高圧洗浄の効果がより重要になります。しっかりとした洗浄を行うことで建物全体の寿命を延ばすことにもつながります。
2-1. 高圧洗浄で落とせる汚れの種類
高圧洗浄では、通常の水洗いやブラシ清掃では落としきれない、さまざまな種類の汚れを除去することができます。具体的には次のようなものが挙げられます。
花粉や黄砂による微細な汚れ
花粉や黄砂は乾燥すると壁にしっかり付着してしまいますが、高圧の水流で効果的に除去できます。排気ガスや工場の煙による油分汚れ
大通り沿いや工業地帯近くの建物では、排気ガスに含まれる油成分が壁に付着し、黒ずみ汚れの原因となります。これも高圧洗浄で除去可能です。カビや苔、藻
湿気の多い場所では、外壁の表面や目地にカビや苔が発生します。これらは見た目だけでなく、外壁材自体の劣化も進めるため、確実に洗い落とすことが重要です。チョーキング(白亜化)現象による粉状の汚れ
劣化した塗膜が粉化して表面に現れるチョーキング現象。この粉も、高圧洗浄で丁寧に除去しておくことで、新しい塗料の密着を良くします。鳥のフンや虫の死骸などの有機汚れ
これらの汚れも放置しておくと外壁にシミを作ったり、素材を痛める原因になるため、高圧洗浄でしっかりと落とします。
高圧洗浄は、単に汚れを落とすだけでなく塗装を成功させるための「地ならし作業」と言えるでしょう。
高圧洗浄では、花粉・黄砂はもちろん、カビ、苔、排気ガス汚れなども除去できます。通常、外壁に付着する汚れの約80%は水圧だけで落とすことができるため、岡山のような気候では必須のメンテナンス手段となっています。
2-2. 高圧洗浄を怠るとどうなる?
塗料の密着不良
汚れや劣化した塗膜の上に直接新しい塗料を塗ると、しっかりと定着せず、短期間で塗膜が剥がれたり、膨れたりしてしまいます。これではせっかくの外壁塗装が無駄になり、再工事のコストも発生しかねません。早期の劣化や色あせ
汚れた下地の上に塗装をしても、耐久性が低下し、通常よりも早く色あせやひび割れが起きてしまう可能性があります。カビや苔の再発
カビや苔を十分に除去しないまま塗装してしまうと、内部で生き残った微生物が再び繁殖し、塗膜を内側から押し上げてしまうこともあります。見た目の悪化
きれいに見せるはずの外壁塗装でも、下地の汚れが浮き出てしまったり、ムラができてしまったりして、施工後すぐに見た目が悪くなってしまうケースもあります。
このように、高圧洗浄は「見えない部分」の作業ではありますが、塗装工事全体の品質を大きく左右する極めて重要な工程です。外壁塗装や屋根塗装を依頼する際は、必ず「高圧洗浄込み」の工程があるかどうかを確認することが大切です。
3. 高圧洗浄後の外壁塗装のポイント
高圧洗浄は外壁塗装のスタートラインですが、それだけで下地処理が完了するわけではありません。洗浄後、適切な下地処理と施工タイミングを見極めることで、塗料の性能を最大限に引き出し、美しく長持ちする外壁に仕上げることができます。ここでは、洗浄後に注意すべきポイントを詳しく解説します。
3-1. 洗浄後に必要な下地処理とは
乾燥工程
高圧洗浄後の外壁には、多量の水分が含まれています。塗装前には必ず十分な自然乾燥を待つことが重要です。乾燥不足のまま塗装すると、塗膜内部に水分が閉じ込められ、膨れや剥離の原因になります。季節や天候によりますが、夏場なら1日以上、冬場や湿気の多い時期なら2日程度の乾燥期間を設けるのが理想です。クラック(ひび割れ)の補修
高圧洗浄によって汚れが取れると、細かいクラックや劣化箇所が明確になります。これらはシーリング材や専用の補修材で丁寧に埋め、再発を防ぐ処理を行います。シーリング(コーキング)工事
外壁材同士の継ぎ目部分(目地)にあるシーリングは、劣化していると雨水侵入の原因になります。古くなったシーリング材を撤去し、新しく打ち替える「打ち替え工事」または、上から新しいシーリング材をかぶせる「増し打ち工事」を行うことが大切です。ケレン作業(研磨作業)
塗装面に細かな傷をつけて塗料の密着を良くするため、またサビや劣化した塗膜を取り除くために、サンドペーパーや専用機材で表面を研磨します。特に鉄部や木部がある場合は、この工程が重要です。
これらの下地処理を怠ると、せっかく高品質な塗料を使用しても、すぐに不具合が出るリスクが高まってしまいます。
3-2. 高圧洗浄と外壁塗装のベストタイミング
高圧洗浄から外壁塗装までには、タイミングをしっかり見極めることが非常に重要です。タイミングを誤ると、塗装の品質にも悪影響が出ます。
乾燥を十分に待ってから塗装開始する
先述したように、外壁に水分が残っていると塗膜内部にトラブルを引き起こします。しっかり乾燥を確認した上で、塗装作業に移行することが鉄則です。職人は手触りや含水率測定器などを使って乾燥状態をチェックします。天気予報を確認して作業を進める
高圧洗浄直後や塗装中に雨が降ると、作業を中断せざるを得なくなり、工期が伸びたり、品質に影響が出る場合があります。特に梅雨時期や台風シーズンには、天候を見ながら作業スケジュールを柔軟に調整することが求められます。気温・湿度にも配慮する
塗装には適した気温・湿度の範囲があります。気温が5℃以下だったり、湿度が85%以上のときは、塗料の乾燥が遅れたり、性能が十分発揮できないため、作業を見送る判断も必要です。春や秋など、比較的気候が安定している時期は、外壁塗装に最適といえます。高圧洗浄から時間を空けすぎない
洗浄からあまりにも時間が経過すると、再びホコリや汚れが付着し、せっかくの下地処理が無駄になってしまうこともあります。洗浄後、遅くとも数日以内には下塗り作業を始めるスケジュール管理が重要です。
4. まとめ
この記事では、「花粉・黄砂で外壁が汚れる?高圧洗浄の重要性」について詳しく解説しました。岡山のように花粉や黄砂が多く飛来する地域では、外壁の汚れや劣化が進みやすいため、定期的な高圧洗浄と適切な外壁塗装が非常に重要です。
花粉や黄砂が外壁に与える影響
春先の花粉は外壁に付着し、雨と混ざることで黒ずみやシミ汚れを引き起こす。
黄砂は排気ガスや化学物質を含んでおり、外壁の塗膜を劣化させたり、ざらつきや変色を引き起こす。
高圧洗浄の重要性
高圧洗浄を行うことで、花粉や黄砂、カビ、コケ、排気ガス汚れなどを効果的に除去できる。
洗浄を怠ると、塗料がうまく密着せず、塗膜が剥がれるリスクが高まる。
高圧洗浄後の適切な下地処理と塗装のタイミング
ひび割れの補修やシーリングの打ち替え、ケレン作業などをしっかり行うことで、塗装の持ちを良くする。
洗浄後は十分に乾燥させ、適切な気温・湿度のタイミングで塗装を行うことが大切。
花粉や黄砂による外壁の汚れは避けられないものですが、定期的な高圧洗浄と適切なメンテナンスを行うことで、美観を保ち、建物の耐久性を向上させることができます。外壁塗装や屋根塗装を検討している方は、ぜひ専門業者に相談し、早めのメンテナンスを行ってください!
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