遮熱塗装って何?|岡山 外装リフォーム専門店 (株)ミナン
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2024.08.30 (Fri) 更新
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こんにちは、アドバイザーの中野です。
この記事は私が監修いたしました。
暑い日が続きますが、今日も笑顔で頑張ります!
遮熱塗装って何?
最近、「遮熱塗装」という言葉を耳にする機会が増えていませんか?
10年に一度の記録的な酷暑といわれている今夏、そして来年以降のためにも、少しでも室内の温度上昇を防いで快適に過ごしたいものですよね。
この記事では、遮熱塗装について詳しくご紹介します。
岡山で外壁塗装や屋根塗装を考えている方は、ぜひ最後までお読みください。
1. 遮熱塗装とは
遮熱塗装とは、建物の外壁や屋根に塗布することで、太陽光を反射し、屋根表面の温度上昇を抑える塗装技術のことです。
遮熱塗装を施すことで屋根表面の温度を下げ、屋根素材を紫外線劣化から
守ってくれます。
また、工場や大型の倉庫などの場合では、夏場の室内温度を効果的に低減し
エアコンの使用を減らすことができます。
遮熱塗装は、特に夏場の暑さが厳しい地域で人気が高まっており、近年その効果が広く認知されるようになりました。
1-1. 遮熱塗装の定義と仕組み
遮熱塗装は、特殊な塗料を用いて太陽光の熱を反射し、屋根の表面温度を下げる仕組みです。
この塗料には、赤外線を反射する成分が含まれており、外壁や屋根に塗布することで、太陽光の熱を効率的に跳ね返します。
また、遮熱塗装は紫外線をカットする効果もあり、建物の外観を長持ちさせるという利点もあります。
1-2. 遮熱塗料の種類
遮熱塗料には、大きく分けて2種類あります。
一つは、アクリル系遮熱塗料で、コストパフォーマンスに優れています。
アクリル系は比較的安価で、初期投資を抑えたい方に適しています。
もう一つは、シリコン系遮熱塗料で、耐久性が高く、長期間にわたって効果を発揮します。
シリコン系は高価ですが、長期的に見ればメンテナンス頻度が少なく、総合的にコストを抑えられることが多いです。
また、最近ではフッ素系遮熱塗料も注目されています。
フッ素系はさらに高耐久で、20年以上の耐用年数を持つこともありますが、コストは他の塗料に比べて高めです。
2. 遮熱塗装の効果
遮熱塗装を施すことで、さまざまな効果を得ることができます。
特に工場や大型の倉庫における夏場の暑さ対策として有効であり、
快適な室内環境を維持するための重要な手段となります。
遮熱塗装の主な効果には、断熱性能の向上と光熱費の節約があります。
2-1. 断熱性能の向上
遮熱塗装を施すことで、建物の断熱性能が向上します。
太陽光の熱を反射することで、屋根の表面温度上昇を抑えるため、
屋根素材を紫外線劣化から守ってくれます。
また、工場や大型の倉庫などでは、室内温度を下げる効果も発揮してくれます。
ただし、一般的な戸建住宅では室内温度を下げる効果はほとんど期待できないので
注意が必要です。
2-2. 光熱費の節約
折板屋根を使用した大型の工場や倉庫の場合では、遮熱塗装により
エアコンの使用頻度が減るため、光熱費の節約にもつながります。
これにより、長期的なコスト削減が期待でき、経済的にも大きなメリットがあります。
特に暑い夏が続く地域では、その効果はさらに大きくなるでしょう。
3. 遮熱塗装の施工方法
遮熱塗装の施工方法は、一般的な外壁塗装や屋根塗装と大きくは変わりませんが、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
ここでは、遮熱塗装の施工の流れと注意点、コツについて説明します。
3-1. 施工の流れ
遮熱塗装の施工は、以下の流れで行われます。
- 下地処理:まず、外壁や屋根の表面を清掃し、汚れや古い塗膜を除去します。これにより、塗料の密着性が向上します。
- 下塗り:下地処理が終わったら、下塗り塗料を塗布します。下塗り塗料は、上塗り塗料との密着性を高める役割を果たします。
- 上塗り:下塗りが乾燥した後、遮熱塗料を上塗りします。通常、2回以上の重ね塗りが行われ、均一で耐久性のある塗膜を形成します。
- 仕上げ:最後に、塗装面を確認し、ムラや未塗装部分がないかチェックします。必要に応じて補修を行い、施工が完了します。
特に下地処理が重要で、これがしっかり行われることで、塗料の効果が最大限に発揮されます。
3-2. 注意点とコツ
遮熱塗装の施工には、いくつかの注意点とコツがあります。
まず、施工時期の選定が重要です。
遮熱塗装は、気温が適度で乾燥している時期に行うのが理想的です。
特に湿度が高い梅雨時期や寒冷期は避けるべきです。
また、下地処理を怠らないことが重要です。
下地処理が不十分だと、塗料がしっかりと密着せず、効果が半減してしまいます。
さらに、施工業者の選定も重要です。
信頼できる業者に依頼することで、高品質な施工が期待できます。
4. 遮熱塗装の選び方
遮熱塗装を選ぶ際には、塗料選びと業者選びのポイントを押さえておくことが重要です。
ここでは、それぞれの選び方について解説します。
4-1. 塗料選びのポイント
遮熱塗料を選ぶ際には、以下のポイントを考慮することが重要です。
- 遮熱性能:遮熱性能が高い塗料を選ぶことで、屋根の表面温度を下げたり、大型の工場では効果的に室内温度を下げることができます。塗料のカタログやスペックシートを確認し、遮熱性能が明示されているものを選びましょう。
- 耐久性:長期間にわたって効果を発揮するためには、耐久性の高い塗料を選ぶことが重要です。シリコン系やフッ素系の遮熱塗料は、特に耐久性に優れています。
- コストパフォーマンス:予算に応じて、最適な塗料を選ぶことも大切です。初期投資が多少高くても、長期的なコスト削減が見込める場合は、耐久性の高い塗料を選ぶことをおすすめします。
4-2. 業者選びのポイント
遮熱塗装の効果を最大限に引き出すためには、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
業者選びのポイントは以下の通りです。
- 実績と評判:過去の施工実績や顧客の評判をチェックし、信頼できる業者を選びましょう。口コミやレビューサイトも参考になります。
- 技術力:遮熱塗装には専門的な技術が必要です。技術力のある業者に依頼することで、高品質な施工が期待できます。
- アフターサービス:施工後のアフターサービスが充実している業者を選ぶことで、万が一のトラブルにも安心して対応できます。
5. まとめ
遮熱塗装は、建物の外壁や屋根に塗布することで、太陽光を反射し屋根素材の表面温度を
下げたり、大型の工場や倉庫の場合では建物内部の温度上昇を抑える効果もあります。
これにより、夏場でも快適な室内環境を維持することができ、光熱費の節約にもつながります。
遮熱塗装を検討中の方は、この記事を参考にして、快適な住環境を実現してくださいね。
岡山での外壁塗装や屋根塗装に関するご相談は、ぜひ塗人までお気軽にお問い合わせください。
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