塗装下請業が大変なことに。。
2014.02.14 (Fri) 更新
塗装工事請負額が15万!?!?!?!?
30万もらえればいい方!?!?!?!?
3回塗らなければいけないが、2回塗りにするしかない!?!?!?!?!?
衝撃記事です!
『塗装現場の今』
と題して専門誌での特集記事をご紹介します。
塗装業界で働く2名の職人と塗装会社社長、
さらに塗料販売店社長の計4名を集め匿名でその内容を公開しています。
部分的に抜粋します!
・ハウスメーカーの下請けは直接現場で作業する職人さんの所まで発注が来るのに、
5社ほどの中間業が入る!
・請負価格が30万もらえればよい方で15万くらいの時もある!※材料費込みで!
・もちろんまともな工事はできず、赤字を避けるために手抜き工事をせざるを得ない状況!
・たとえば3回塗りを2回塗りにし、余った塗料をわからないように捨てる!
・人件費は絶対にかけれない部分なので早出、残業で7人工くらいで終わらせる!
・請負価格は工事が終わって知らされるのでイチかバチか!
・請負額が安く、工期が少ない為、現場ではケガが増えている!
※ケガが発覚すると現場に立ち入り禁止になる為、隠さないといけない ※労災隠し!?
・材料支給の際に塗料缶が1缶しか支給されない!※規定以上に薄めて塗るしかない!
・価格交渉したら仕事をもらえなくなる!
・もし、塗り直しといわれても職人は逃げる!
この記事で衝撃を受けた部分もありますが、
うわさ通り!と納得できる部分も多々あります。
過去には私たちも下請け業時代があり、その時には様々な経験をさせて頂きました。
その経験を踏まえ、現在の塗装元請け業があります。
下請、元請けに係わらず、この塗装業界の現状を変えたい!
私たちは全国塗装職人集団、トップペインターズとして業界に革命を起こしていきます!
いずれにしてもお客様、請負業者、施工店、塗料販売業者共に誰が得をするのでしょうか?
いや、損得勘定では済まされない、道理、道徳、人として、
人間性や会社の意義、社会性が問われる大問題ではないのでしょうか?
今一度、自分と会社、を見直し、本当にすべき事(目的)
何のために、誰のために、なぜ?
を追求していきます。
塗人の独り言でしたm(__)m